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「スタミナ」の語源が面白い

きょう8月29日は、「焼肉の日」。
残暑が厳しい頃だから、この時期に焼肉を食べてスタミナをつけめために制定されたのではなく、8(や)き2(に)9(く)の語呂合わせからきています。


焼肉をメインにした料理を、スタミナという言葉を使ってスタミナ料理と表現することが多いのですが、その「スタミナ」の語源についてご存じですか?

「スタミナ」と聞くと、パワーや体力があると意味で使われますが、その語源は、ラテン語に由来しています。

ラテン語で糸を「スターメン(stamen)」と呼び、その複数形「スターミナ(stamina)」が「スタミナ」の語源です。

「糸」と「スタミナ」の意味であるパワーとか体力とは結び付きませんが、ギリシャ神話にその由来があります。

そのギリシャ神話では、人の運命や寿命を「クロートー」「ラケシス」「アトロポス」という三姉妹の女神が決めていると考えられていました。

「クロートー」が運命の糸を紡ぎ、「ラケシス」がその長さを測り人に割り当て、「アトロポス」が死の瞬間にその糸を断ち切るんだそうです。
その運命の糸を、先に説明したラテン語で「スターメン(stamen)」と呼んでいたそうですよ。




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