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「とばっちり」ことばの由来が水に関係する

きょうは「水に関係」する言葉についてのご紹介です。

際立って美しいさまを形容した言葉で「水も滴るような」とか、料理などの味が薄いことを言い、そのあと情が薄いことにも使われるようになった「水くさい」など、「水」が直接ついた言葉があります。

その一方で、「水」はつかないのですが、由来に水が関係している言葉もあります。
それが「とばっちり」です。

その語源は、古語の「とばしる」で 漢字では「迸る」と書きますが、今は「ほとばしる」と読みます。

この「ほとばしる」が使われる言葉が「水がほとばしる」。
「とばしる」という言葉は"飛び散る"という意味で、水しぶきなどが飛び散ることを表します。

とんだとばっちりを受けたとか言いますよね。
「とばっちり」は、飛び散った水がかかることから、現在のような意味になりました。


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