「潮時」ちょっと意外な本来の意味
きょう7月20日は「海の日」です。
海を記念する日を制定している国は他にもたくさんありますが、それを祝日にしているのは日本だけのようです。
そんな海に関する「潮」という字が使われている言葉で「潮時」がありますが、どんな意味と思っていますか?
ほとんどの方が、「終わりの時期」という意味だと思っている人が多いようです。
例えば、恋愛の話で「そろそろ僕たちも潮時かな」というように、「終わりの時期」の意味で使うことが多いのではないでしょうか?
物事をやめるときに「もう潮時かな」というようにマイナスイメージで使うことも多いと思います。
ところが、「潮時」の本来の意味は、それとは違い少し意外なものなんです。
元々「潮時」は、潮が満ちたり引いたりするときという意味です。
安全のためにかつては潮が満ちている時が一番漁に出るためには良いときを「潮時」というようになりました。
広辞苑にも、「ある事をするための,ちょうどいい時期。 好機。 時期。」と載っています。
ですから、「潮時」とは終わりだけを指す言葉ではなく、本来の意味としては「ちょうどよい時期」を指す言葉でもあります。
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