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あなたにとっての「カリスマ」とは? 新約聖書にも使われている宗教用語だった

「カリスマ」という言葉は、1999年の「日本新語・流行語大賞」で入賞をしてから、一般的な言葉として定着するようになりました。

流行語大賞を受賞した時には、ファッションショップの店員を「カリスマ店員」と呼んでいたことが受賞の理由だったようです。

語源は、ギリシャ語で"恵み"の意味の「kharis(カリス)」で、ここから「kharisma(カリスマ)」という言葉が生まれました。
元々は、新約聖書にも使われている宗教用語だったのです。

超自然的、超人間的、非日常的な資質や能力、神の賜物または天賦の力で、教祖や預言者、呪術師や英雄などに見られるとされるのが「カリスマ」といったようです。

その後、ドイツの社会学者マックスヴェーバーが、カリスマを持つ者の支配を「カリスマ的支配」と呼んだことから広まったようです。

現在、例えば「カリスマ」を持った経営者に使ったり、SNSでインフルエンサーの人にもカリスマ性を持った人といいこともしばしば見受けられるようになりました。

病いを治す、預言を行うなど、神から与えられた超人的な能力を「カリスマ」と言うほかにも、「憧れ」や「人気者」に対しても「カリスマ」という言葉が使われるようになってきています。


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