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パスポートが手帳型に変わったのは

現在のパスポートは手帳型です。
最初から手帳型ではなく、外務省に現在残っている最古のパスポートは、江戸時代末期1866年に発行されたもので、A3サイズほどの紙1枚に手書きで書かれた「賞状型」といわれるものでした。

手帳型に変わったのは、大正15年1月1日です。
これは、大正9年にパリで開催されたパスポートに関する国際会議において、パスポートを国際的に「手帳型」に統一することが決められたからです。

そして。表紙の中央に国章を記すことが国際統一の様式として定められました。
当時、日本には国章がなかったため、日本の象徴とされていた菊の紋章をデザイン化して大正15年から採用して、現在に至っています。



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