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新人に適切なフィードバックを与えることの重要性

初プロジェクトで気づいたことを書こうと思います。新人が何を生意気を、と思われるかもしれませんが、どうぞご笑覧ください。

そもそも、私は誰なのか?というところから自己紹介を。

・名前 George
・職業 経営コンサルタント一年目
・Noteを始めたきっかけ 新人ならではの気づきを忘れないよう、記憶が新鮮なうちに書き残しておこうと考えた。

つまり、私は新卒かつ現場配属されたばかりのコンサルタントです。そんな私が早速感じたのが、タイトル通り「フィードバックの重要性」というわけ。

私がアサインされたのは、ある企業の経営戦略策定。比較的人数が少ないチームで回しており、私は基本的にPL・Aさんの指示でデータ探しや資料作成を担当しています。

日々緊張と成長を感じつつ業務を遂行していたのですが、次第にAさんのフィードバックに違和感を感じるようになりました。というのも、アウトプット全体にかかるフィードバックがないのです。指示を受けて認識合わせをし、成果物を提出したらかけられる言葉は「お疲れさん、次は〜やっておいて」。

タスクが次々に降りかかってくる中では気になりませんでしたが、ふと私の中での「不安」が大きくなるのに気づきました。自分のアウトプットはどう評価されているのだろう?期待値を超えられているのか?

ならば自分で求めてみようとフィードバックを求めたところ、「特にないかな、あえて言うなら数値の違和感とかは感じられるようになるといいかな」とのこと。先日グラフを作成した際に、常識から外れた値を算出してしまったことの指摘かと思います。アウトプットそのもののクオリティや姿勢についてはどうですか、と問うと、「最初の一年は社会人の基礎がためだから、気にしなくていいよ」とのこと。

私が感じたのは、新人のアウトプットを向上させるべく、定性的なフィードバックを適正量与えてほしいということ。実務経験のない新人はそのアウトプットの妥当性について判断する術がないので、上司の判断そのものが価値基準となります。そんな中で、アウトプットの全体感についてのフィードバックを(求められても)与えないのは、チームの生産性を向上させる上で勿体無いのではないかと思いました

新人が上司の期待値を握りアウトプットの質を向上させるべきなのは言わずもがなですが、新人を上手く使うためにもPLにはそういった配慮が求められるのではないか、ということです。少なくとも、私がPLになったらそうしようと感じました。新人の能力が相対的に低いのは組織上仕方ないことですが、それをどう使うのかは上司次第。そのポテンシャルをうまく引き出すためにも、適切なフィードバックを与えるべきだと感じた日曜の夜でした。

ただ、言うまでもなく、自身の能力を向上させる根源的な義務を負うのは私自身です。これからもAさんはじめ先輩方から多くを学び、謙虚に成長を続けていきたいです。

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