なぜ占いは当たるのか?2021年のスタートによせて
「前半の部分は頭のチャクラが活性化して,後半部分はハートチャクラが開いた」
わたしのオンラインプレゼンを見て下さったエネルギーワーカーの方がこう感想を述べられた。
後もう少しで日付が変わる頃,そう,今日は節分。
節分の夜は,マニアックな勉強会のzoomだった。
それぞれの専門性の高い方々が集う私的な会で,張り切って,「脳と心理」について,発表した。
そして,内容はまぁアレだが,わたしのプレゼンは,ハートチャクラを開かせる効果があったそうなので,それだけでもありがたいこってす。
先日,心理士の会合に出た。
お仲間がもらった名刺を見たら、「公認心理師、臨床心理士、〇〇心理士、手相」とあった。
手相も観るんかい!って,話題になったけど,「あたすも数秘してます!よろしく!」とは、言える雰囲気にあらず。
数秘してみたくなったら,こちらもどうぞ。
さてさて,節分。
142年ぶりだか,124年ぶりだかの2月2日が節分の2021年。
通常は2月3日が節分なのだけど,今年はイレギュラーらしい。
まぁ,2021年は過越しの年だし,なんかあっておかしくない星回りみただけども。
数秘でみれば,5の年だから,それこそ,地に足付かないでソワソワする,転導,流転の年になる。
あっちふらふら,こっちふらふら,つまみ食いでいろいろ楽しめる年とも言える。
だけど,プログレス数秘家としては,西暦を全部足すよりも,シンプルに西暦の末尾1の方が気になる。
2020年は,4の年で,努力が実ったり,ベースが整う年なのだけど,末尾は0だった。
0って,1から9までなんでもありの大盤振る舞いの年で,なんでもやってやろう,見てやろう!で,とにかく,いろいろある年。
コロナに始まって,大統領まで,確かにいろいろあって,いろいろあるけれども,新しいベースが作られた年と言える。
それで,2021年は末尾が1なので,2020年よりは,波乱万丈度は少ないし,ものごとは進むだろうけれど,でも,なんか気になる。
2020年の方が0がダブルであるし,衝撃度は高いのだけど,だからと言って,末尾1だから安泰ではない。
なぜなら,数秘は1から始まって9で終わるのだけど,1と9は隣り合っている。
1は9の残り香をまとい,ちょっと重ための前半なのだ。
というのも,わたしの中で,末尾1の年はなかなかしんどい体感があるからだ。
前回の末尾1の年は,2011年。
そう,311だ。
その前の末尾1の年は,2001年。
そう,アメリカ同時多発テロの911だ。
その前の末尾1の年は,1991年。
雲仙普賢岳の噴火や湾岸戦争。
まぁ,こじつけと言えばそうかもしれない。
だけど,「占いは当たっている」と,思いたくなる人間の心理特性として「バーナム効果」がある。
バーナム効果とは,ちょっと前のヒット映画に「グレイテスト・ショーマン」というミュージカル映画の主人公のバーナムさんから来た心理学用語。
バーナムさんは,サーカス団を創った人で,大ヒットのショーをたくさん生み出したヒットメーカーだったことから,誰にでも当たる,つまり,ヒットするという意味で,バーナム効果という。
日本心理学会のコラムでは,あまり詳しく書いてくれてないけれど,日本で一番権威ある心理学会。
ここに論文が載れば,けっこうな名誉。
だもので,こちらで書かれていることは,アカデミックな心理学で認められているオーソドックスなことで,「占いは当たるようにみえる」。
つまり,心理的に占いは当たって欲しいと願い,期待に添うように出来事を探す。
これは,すでに起きている出来事を探し(想起する),記憶と占いを照合するわけだけど,逆に,占いが叶うように行動するパターンもある。
それが,心理学用語で「予言の自己成就」と言われるもので,わたしたちは,予言が成就するように自ら動いてしまうということ。
特に,ネガティブな自己成就予言ほど,叶えようとする確率が高いというデータがある。
ということで,当たるも八卦当たらぬも八卦。
今日は節分で,二十四期節での大晦日。
二十四期節では,2021年は明日の立春(節分の翌日)から,1年がスタート!
良き年になるよう切に願う節分の晩。
今日は趣向を変えて,2021年を心理学的に占ってみた。
なんだかんだ言って,占いは楽しいのだ!
ユングも筮竹占いしてたしね!
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論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。