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感じるだけでは手に入らないモノ

「考えるな感じろ」(Don’t think, feel !)

ブルース・リーの「燃えよドラゴン」のこのセリフはとても有名だ。

わたしは主役のブルース・リーよりも,脇役のサムハン・キンポーの方が好き。さらに言えば,「燃えよデブゴン」の方が好きだ。

張り詰めたストイックさよりも「笑い」でふっと気が緩んだ方が楽しいと思う性質で,単に好みの問題だ。

「あなたは真剣さが足りない」

わたしは,要領の良さがあって,ひょいひょいと簡単にやってのけることが多かったから,それをよしとしない教師たちには,注意をされた。

反対に,わたしの要領の良さをプラスに評価する教師たちには,注意されない。

全てのことがらには,裏と表があって,ある面からみたらプラス,裏面からみたらマイナスに「見える」。

それは二元論とも言われるし,それを利用した「リフレーミング」という心理学手法がある。

リフレーミングは,言い換え。

例えば,引っ込み思案な性格で悩んでいるならば,リフレーミングでみると,こうなる。

【リフレーミング前】
「引っ込み思案な性格」
    ↓
【リフレーミング後】
「慎重な性格」「リスクヘッジができる性格」

わたしの場合でいえば,

【リフレーミング前】
「真剣さが足りない」
    ↓
【リフレーミング後】
「柔軟な思考」

リフレーミングマジック!

同じことを言っているのに,マイナスに見えることがウキウキと前向きに見えるではないか!

これは「認知のゆがみ」にも通じるだろう。さきほどの,ブルース・リーの言葉には,続きがある。

 It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.

「それは,月を指さすようなものだ。指先に集中してしまうと,素晴らしき栄光が得られないぞ」と,意訳してみる。言い換えれば,「木を見て森を見ず」とも言える。

総括すれば,「考えるな感じろ。考えることに集中してはいけない」ってところか。

脳のタイプで説明できる

これは,脳の思考タイプの違いで説明できそうだ。

右脳(右半球)が優先する人は,感じること優先=森を見て木を見ず
左脳(左半球)が優先する人は,考えること優先=木を見て森を見ず

どちらが思考で優先するかであって,どちらの思考もみんなある。

常々思うのだけど,「考えるな感じろ」をいいように解釈している人が多すぎる気がする。

つまり,「何にも考えずにただ感じろ」で止まってしまって,「熟考しない」ことをよしとすることだ。

おいおい,パスカルも言ってるじゃないか。

「人間は考える葦である」って。

考えることを手放すには,まず,考えなければならない。ボキャブラリー、知識の積み重ねが必要だ。

考えるには、膨大な知識のストックと枠組み(フレーム)が必要だ。

考えることを放棄してはいけない。

考えて考えて考えての後の「考えるな感じろ」なのだ。

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