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2021年を振り返る話


アクエディ合同企画に参加

もう隠す必要は多分無いと思うので、そろそろ言おうかと。
AEC2021(アクエディコラボレーション2021)という企画に、今年の初めぐらいに参加した。

ご存知ない方は、前作があるのでそちらをプレイしてみよう。

僕は数年ぶりにアクエディ4を触り、少しずつステージを提供して9ステージ+おまけ1の計10ステージを出すことができた。
中にはプレイヤーにとって過剰なストレスになってしまう危険性から没になったステージもあったが、没が少なくて済んだのが不幸中の幸いだと思っている。

最初はゴリゴリ作っていたものの、途中でガス欠してしまい、今年の後半ではお休みすることになった。
ツインターボのようなやり方は、クリエイターとしては良くない方だったと思える。

それもそのはず、アクエディ4で作って初めて承認を得た訳なので、それで貪欲になって暴走して作りまくったのが原因。
要は僕の悪い癖なのだ。
筋金入りの承認への渇望が僕を獣へと変えてしまうことは、長年経っても治ってくれない。


ただ他にも良いことがあったが、ここで書くには内容が長くなってしまうので、AEC2021感想記事で詳しく書こうと思う。
簡単に言えば、僕は以前よりプレイヤー側のことを考えることを意識するようになった、ということだ。



Audiostockに参戦

次に僕は6月ぐらいにAudiostockでBGMとSEの販売を初めた。
AudiostockとはBGMとSEを個人で販売できるサービスで、買った素材はゲームや動画、色んな用途で使用できる。
有料素材の見本市だ。


Audiostockは審査を設けており、良質な素材でないとリジェクトされてしまう。
生半可な素材では商品として成り立たない。
それで僕はBitwigやハイクオリティな音源・エフェクターを使ってクオリティを上げて審査に出している。

今年だけで94個の素材が審査を通過し、ありがたいことに実際に僕の素材を買ってくれている人たちがいる。
本当に感謝している。
販売をして半年で累計額が4000円ぐらいだが、Audiostockで販売を始めて良かったと思っている。


僕自身、今年から何度も心が折りかけていた。
僕に価値が無い・・・、それを中々受け入れず、僕の存在が否定され何も残らないことに恐れている。

一方でツイッターの創作クラスタは、皆創作物を認められている。
それでどんどん置いてけぼりにされていく状態で、今もなお心が折れそうになっていた。

ただ、Audiostockでの収益が僕の心の支えになってくれている。
僕の作品にお金を出すということは、対価を支払うほどの価値があるという証明である。
よって僕の存在が無価値だということへの、強いカウンターとして成り立っていて非常に助かっている。

さらにAudiostockで販売している作品をお気に入りに登録されると、メールが届く仕様になっている。
その通知を見る度に僕は「ありがとうございます」と無意識に言っている。

こうしてAudiostockは僕の心の生命線の1つとなった。




500DL未満発掘隊に参戦

AEC2021で僕の仕事が終わって、クタクタの状態でツイッターのTLで当企画が現れたことをきっかけに、無茶してまで参加した。
詳しいことは感想記事を公開しているので、そちらをご覧になって頂きたい。


この企画だけでも2本のゲームを出すことができた。
期間は10数日以内に2本だ。

個人的にかなり無茶をしたと思っている。
昔は数ヶ月で1本のペースだったが、繰り返しになるが10数日以内に2本
ゲームの内容が薄いからといって、このペースはいまだかつてないレベルだ。

おかげで僕は疲れ切ってしまったので、一切作らず休んでいる。
しかしツクールクラスタは企画ものがポンポン出てくるので、その魅力に負けそうになったことがあった。
しかし自分に無茶しすぎれば、いずれほんとに作ることへの拒絶反応が出てきてしまう。
だから僕は休むことを優先することにした。


【追記分】ウマ娘RTA

実は最初に書いてる時、今年走ったRTAのことを完全に忘れていたので、追記という形で載せることにした。


僕が今年で唯一走ったRTAで、実はウマ娘RTAで最初に10分切りに到達した記録である。(走る前のWRは10分代)
そう、自慢ではないがウマ娘RTAにおいて初めて9分代に足を踏み入れたパイオニアなのだ。

この記録を出てからか、軽々とこの記録が抜かされ、現在8分代の記録がWRとなっている。
さらに僕が走っていた3月頃にはSpeedrun.comでウマ娘が無かったが、現在はウマ娘のページと記録が存在するってもんだから、より盛んになったなと感心している。


ただ僕は元々RTAを走ろうとは思っていなかった。
当時、ウマ娘のPC版(DMM版)ではなぜかキーが反応するバグがあった。

ゲーム内にあるPvPモードでEnterキーを押すと、ウマ娘たちのカットインのポーズが本来のものでないポーズになる、通称ポーズバグが当時ツイッターで大盛況だった。

僕はそのバグの研究をしていて、Spaceキーでも反応することや、高速テキスト送りにも応用できることを見つけたので、どう活かそうか考えた時にRTAを走ろうということになった。

つまり、発見者僕です。

その結果、僕が最初に9分代へ足を踏み入れた訳だが、残念ながらこのキー絡みのバグは修正され、この動画のチャートとポーズバグは永遠に失われることとなった。

ただYouTubeで初めて1万再生を達成したので、走って良かったと満足している。

最後に

改めて見ると、過去で1番色んな企画に参加して、これでもかと作りまくった1年だった。
そりゃ僕がボロボロになるのも頷ける。

当分は作ることをお休みにして、英気を養おうと思っている。
500DL未満発掘隊は来年も開催されることが決まっているし、AECの方も来年もあるかもしれない。

その時が来ることに備えて、まったりしながら今年最後の記事を終えようと思う。

良いお年を。



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