見出し画像

福岡に行ってきました ~安武みかん園編~

12/10(金)は福岡県宗像市の同級生がやっている「安武みかん園」へ。彼は東京の大学に進学し、大手レコード会社で勤務していましたが、約10年前に実家の農園を継ぐために福岡に戻ってきた、親孝行な奴。

ザ・テレビジョン風に

こちらの農園のみかんは酸味と甘味のバランスが絶妙で本当に美味しい!みかんだけではなく、デコポン、ネーブルなども栽培していますが、そんな中で10年位前からレモンも栽培しており、CARMAがポップアップレストランを行う際に出しているレモンサワーもこちらのレモンを使わせてもらっています。そういう縁もあってずっと行きたかったんですが、なかなかレモンがある時期にタイミングが合わず、今回やっとお邪魔する事ができました。


この時期、安武みかん園ではレモン収穫の最盛期は過ぎており、正規品としてはなかなか売れない小さいサイズや傷がついた物が多く残っている感じでした。味は全く問題無く、CARMAのレモンサワーは主にこういうレモンを分けてもらい仕込んでいます。

この一帯は陽当たりと水はけのよく、古くからみかんの生産が盛んだった場所。最近は後継ぎが居なかったり、みかんの価格が下がったりで、栽培を辞めてしまう農家も多いらしく、付近の元みかん農園の山は全体が太陽光パネルに置き換わってたりして、ちょっと異様な光景がそこにはありました。ただそうなってくると、今度は逆にみかんの価格が上がっているらしく、安武お母さん曰く「これからのみかん農家は良かよ~」との事。実際に週末は駐車場が一杯になるくらいみかん狩りにお客さんが来てくれるらしいです。

収穫期のこの時期はパートさんに手伝ってもらっているけれど、基本的には安武とお父さん、お母さんの3人で農園を切り盛りしていて、ほぼ手作業で木々の手入れや育成を行っているため、ほんとに大変そうでした。。。普段僕らは簡単に有機や無農薬って言うけれど、いろいろ話を聞くと簡単に言ってはいけないな、と思いました。有機や無農薬を実践するためには手間がかかるのに収穫量は少なく、値段が高くなるのは当然なんですね。。。

また最近はみかんを作って売るだけではなく、ジュースやドライフルーツなどの加工品に挑戦したり、ネーブルは近所の日の里団地で行われている団地再生プロジェクト「さとづくり48」で作る、クラフトビールの原材料として利用してもらっているそうで、色々面白い取り組みが行われていました。CARMAも今以上に一緒に何かやりたいと思ってます。まずはCARMAレモンサワーの原液を製品化したいなあ。そうやってCARMAのテーマ 「生産者をつなげる」を実践していきたいです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?