かるろす

20代の会社員。

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  • Yuming

    好きなユーミンの曲について書いていきます。 曲の解釈が大多数の方や作者の意図とズレている場合もあるかもしれませんが、ご容赦ください。

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ユーミンの曲を紹介する #4『届かないセレナーデ』

https://music.amazon.co.jp/albums/B07HF3CC9G?trackAsin=B07HF2D7M6&ref=dm_sh_YhwzeON9jgdrvUelolKZueoVY  届かないセレナーデ(1989) 今回は簡潔に(ボロが出るので)。 ごめんなさい 人ちがいです 逃げるように渡る 信号 ほろ酔いの人をよけて 傘をかかげたら これらのフレーズが、切なさを誘ってめちゃくちゃ好き。 酔っ払いって面白いくらい避けてくれないよね。 以上

    • ユーミンの曲を紹介する #3: 都会の朝焼け ― 「BABYLON」

      BABYLON(1985) どこか哀愁のある幻想的なメロディで、都会の静かな夜明けを描いた曲です。あの笛みたいな音が好き。 朝の澄んだ空気感が伝わってくるようです。 主人公は地方出身。都会ぐらしも板について、朝帰りするような充実した生活を送ってるみたいです。 毎日がまるで夢のようです 気の合う友達もふえてゆきます 見違えるくらい綺麗になったね 微笑んで見えるバビロン ところが幸せそうな歌詞から一転。 そして そして ヒロインになるの なんで なんで 涙が出るの 故

      • ユーミンの曲を紹介する②:雨の日の曲 ―「Nobody Else」

        「Nobody Else」(1988) この曲は、雨の日の夕暮れを描いた曲で、1987年の「SWEET DREAMS」にも通じるような、キラキラしているのに切ないメロディが気に入ってます。 通り雨 全てがあなたに見えてしまう街は どこまで続くの 同じような背格好の人とか、一緒に出かけた場所、ちょっとしたことで「あなた」を思い出してしまう。 あふれる人の波、という歌詞、キラキラしたメロディ、1988年という華やかな時代背景から、きっと街は賑やかなんだろうなと想像してし

        • ユーミンの曲を紹介する①: 「翳りゆく部屋」

          「翳りゆく部屋」(1976) パイプオルガンのイントロから始まり、静かながらも力強い曲調が好きな曲です。「輝きはもどらない 私が今死んでも」と、歌詞もインパクトがあります。 でもやはりこの曲の特筆すべき点は、「時間の流れの描写」だと思います。 窓辺に置いた椅子にもたれ あなたは夕陽見てた ふりむけばドアの隙間から 宵闇が しのび込む ランプを灯せば街は沈み 窓には部屋が映る 歌詞が進むとともに、夕陽が沈んで、やがて夜へ変わっていく様子が描かれていきます。 疲れた

        ユーミンの曲を紹介する #4『届かないセレナーデ』

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