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【🇪🇸#49】バルセロナ:ガウディと生ハムの旅

冬休み最初の旅行先はバルセロナだ。私が住むクウェートからのフライト代は4,5万円ほど。日本からの費用に比べればかなり安めだ。

旅の目的は、ガウディの建築を見ることと生ハムを食べることだ(クウェートでは豚肉が売られていない!!)。


1月8日(月)

4時35分カタール行き
カタール国際空港を経由してスペインに向かう

エル・プラット国際空港に到着。特に遅延もなかった。
どこにもアラビア文字がないことに違和感を覚えるようになっていた。

一瞬で入国手続きを終えた。日本のパスポートの強さに感激した。

空港の中にメトロ駅がある。地下鉄でバルセロナ市内へ。

バルセロナ・サンツ駅まで
Hola barcelonaチケット。72時間バス・トラム・地下鉄に乗り放題。
クウェートのトイレには必ず洗浄用のホースがある。スペインにはホースもウォッシュレットもない。不潔な感じがする。

バルセロナ・サンツ駅近くのホテル(アバ・サンツ)に3泊する。からりと乾いていて、それでいて冷え込む。
防寒具が長シャツとジャケット1枚しかないことに後悔を始めていた。

クウェートでは半袖でも十分に過ごせるので寒さを警戒することを忘れていた。考えてみれば今は1月上旬である。寒くないわけが無い。

空がきれいだ。
街の駐車場
美味しそうなケーキ
ラクガキ

特にあてもなく、バルセロナ市内を徘徊する。

駅で買った豚肉を挟んだフランスパン。豚肉を食べた感動で泣きそうになった。
路地裏
トラム
防寒具を買いたかったが、スペインまで来てユニクロを買うのもばかばかしいのでやめたそれにしても、かなりの盛況だった。盲導犬などではない普通の飼い犬を店内に連れている人がいるのにも驚いた。

お腹がすいた。一旦ホテルに帰り仮眠をとった後、ホテル近くのバーに行くことにする。

一面の酒。私には刺激が強すぎる光景だ。
キンキンに冷えたビール。苦味の少ない、クリアな味わい。
パ・アム・トゥマカット。トマトとオリーブオイルをつけたトースト。カタルーニャ名物。サクサクしていて美味しい。
豚の肋骨肉。カリカリに焼いているが、中は角煮のように柔らかくて美味しい。

夜の街を目的も(そしてインターネット回線も)無く、放浪する。

あてずっぽうに歩いていたらすっかり迷ってしまった。

ここがどこなのかは分からないが、恐らく観光地ではないだろう。

道中、自転車に乗った男に襲われてスマホを奪われそうになった。
スマホにはチェーンがついていたので奪われずに済んだ。男を追い回したら逃げていった。

カンプノウを囲むフェンス

良く分からない国を深夜に一人で徘徊するのは危険な行為だ。

4時間ほどさまよった末、深夜の2時ごろにホテルに帰ることができた。

それにしても、夜11時過ぎごろから、レストランが締まりだした。あまり夜遊びができる街でもなさそうだ。


1月9日(火)

ホテルの朝食。朝から豚肉を食べられる至福の旅行。

朝から生ハムを食べる
美味しい朝食だった

サグラダファミリアを見に行く。チケットは事前にオンライン購入していた。

完成間近

危険物ゲートでは、日本語が喋れるスタッフもいた。日本語で「時計やベルトを外して」と言われると少し驚いてしまう。

昼は生ハムの他にシーフードを食べた。

少し高いが美味しい
Free Palestineステッカー

市内を散策したのち、バスでグエル公園に向かった。

グエル公園もガウディの建築である。
ボタンを押すと水が出てくる
この配色がすき
この生き物がトレードマーク
色鮮やかなお土産
やたらと鳥に好かれるおじいさん

夜のサグラダファミリアを見に行く。

晩御飯は昨日と同じバーで食べた。二日連続で来る客は珍しいようで、ウェイターのお姉さんが驚いていた。

ご飯を出す時の、「エンジョ〜イ」という声のトーンは昨日と同じだった

1月10日(水)

三食生ハムを食べ続けた結果、お腹がおかしくなってしまった。朝ご飯は果物と野菜にした。

今日はカサ・ミラに行った。

幼いころの私にそっくりだ。

カサミラとはアパートであり博物館であり、文化遺跡である。
ガウディの実験的な建築のひとつだ。ガウディの多様な試みが、サグラダファミリアに結実した。建築に流れる血脈を感じた(ような気がする)。

午後は雨が降ってきた。

ここでお土産のチョコレートを買った。

FCバルセロナの本拠地カンプノウはサンツから近くにあり行きやすかった。
残念ながら試合を見ることはできなかった。

晩御飯はパエリアにした。

時間が余ったので、マジカ噴水周辺を歩いた。

カタルーニャ美術館から

1月11日(木)

朝一番の特急でフランスに行く予定だったが、乗り遅れてしまった。

日本の新幹線と異なりセキュリティーチェックがあり、更に発車時刻より数分前にゲートが締まってしまう。

駅の構内

仕方がないのでチケットを買いなおし、発車時刻になるまでカタルーニャ美術館で時間をつぶした。


地下鉄で美術館の最寄り駅まで移動

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