【クウェート大学#91】☀️ 週末は映画でも観ようか
6月20日(木)
今日も朝8時15分のバスに乗ってシャダディーヤキャンパスに向かう。
バスは超満員。立錐のくらいの地しか無し。
今更だが、授業は全てアラビア語である。
【文法】ハーリド
限定名詞(معرفة)を細分化して確認していく。
限定名詞の1種目は、固有名詞(العلم)である。
固有名詞は
・名前(الاسم)
・尊称(クンヤ)(الكنية)
・あだ名(ラカブ)(الاقب)の3要素に分かれる。
クンヤはアブー某(何某の父)、ウンム某(何某の母)といった形で、長子の名前で人名を表現する方法で、敬意を表するものだ。
ラカブはその人の特徴に由来する呼称である。
例えば、背が高い人は「タウィール(クウェートに多いラカブらしい)」、出目の人は「ジャーヒズ」、指が縮んだ人は「ムカッファア」、「タ」の発音が下手な人は「タバータバー」という具合である。
先祖のラカブを子孫に適用することもある。
例えば祖父がタウィールと呼ばれていたというだけで、本人の身長に関わらずタウィールと呼ばれる人もいるらしい。クルアーン注釈者のタバータバーイー(1903-81)についても、本人の発音の問題というわけでなく、祖先の発音が下手だったのだ。
ハーリド曰く、部族名(例シャンマリー)、ルーツの地(例イスファハーニー)、職業(例ハッダード)もラカブに含まれるということだ。
(これについては、ニスバとしてラカブと区別する本を読んだことがある。)
【歴史】イブラーヒーム
アラブ・イスラーム文明に対するアラビア語と非アラブ人の影響について。
【詩】ナジャーハ
座学の授業というより、文化体験の授業のようだ。
イードのお年玉、イーディーヤ(عيدية)としてクラス全員がルバァ・ディナール札とお菓子をもらった。
午後は洗濯をしてから(1日のうち3時間しか洗濯室を使えない！)、スーク・ムバラキーヤに行った。
6月21日(金)
溜まった日記を書き、「愛と哀しみの果て」をAmazonで観た。
6月22日(土)
「マッドマックス：フュリオサ」を観に、ハムラ・タワーまで行った。
あまり売れていないようで、先月公開されたばかりにもかかわらず、ここと360モールの映画館でしか公開されていない。
私にとっては3週間前に続いて2回目の鑑賞である。その時点で映画館がスカスカだったが、今回はさらにスカスカである。
映画を観た後、ムバラキーヤのフリージュ・スウェーレでご飯を食べた。
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