【投資初心者用マガジン⑤】長期投資の3原則+1
こんにちは!みかんです。
今回は投資初心者用マガジンの第5弾です!
このマガジンの目的は投資の基本的な知識をざっくり説明することです。
そして読者の皆さんがご自身で投資本などから、学べる状態になればベストです。
過去のマガジンは↓↓↓からご確認ください。
長期投資の3原則
インデックス投資をはじめとする長期投資には3原則と呼ばれるものがあります。
長期・積立・分散です。
①長期
単純に1年や3年というスパンではなく10年、20年スパンで投資したらいいよ!ということです。
なぜ長期投資する必要があるのか?
それは複利の力が働くからです。
複利についてはこちらの記事をご確認ください!
②積立
毎月一定額を積み立ててインデックスファンドを買いましょうね、という話です。
積立てが推奨されるのはこんな理由からです。
この積立ては長期投資の最適解かと言われればそうでもありません。
あくまで「投資初心者」にとっての最適解です。
長期投資家はインデックスファンドを買います。
なぜインデックスファンドを買うかというと、歴史上株価は上がり続けてきたからです。
上がり続けることを前提とするのであれば、投資をするタイミングは常に「今」です。
そう考えるとすぐに使わないお金は、今投資に回すことが最適解になります。
ただ、人間は感情の動物です。
投資に慣れていないうちに大金を投資に回すと夜も寝られなくなったり、少し株価が下がると売ってしまいます。
そんな意味で投資を始めたばかりの時は、自分の感情との付き合い方の面で積立が一番なのです。
③分散
投資の格言に「卵を一つのカゴに盛るな」というものがあります。
例えばトヨタ自動車に全財産を投資していたら、トヨタ自動車が潰れたときは株が紙くずに変わります。
潰れずとも未来はどうなるかわからないので、業績が悪くなるかもしれない。
トヨタ自動車というカゴに全財産である10個の卵を入れると、カゴが落ちたときに10個とも卵が割れてしまいます。
そうならないために、トヨタ自動車やアップル、アマゾン、など多くのカゴにお金という卵を入れたらいいよね!というのがこの格言の意味です。
分散に関してはSP500やオールカントリーのインデックスファンドを買えば問題ありません。
3原則に最近追加された「低コスト」
インデックスファンドをはじめとする投資信託には信託報酬という隠れコストがあります。
「投資信託を持つことで発生するコストがあるんだー。」レベルの理解で問題ありません。
この信託報酬が厄介です。
画像では、積立額毎月5万円、信託報酬2%、運用利回り5%、積立年数30年でシミュレーションしています。
30年で1,132万円です!
私が買っているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は約0.58%です。
この画像では、積立額毎月5万円、信託報酬0.58%、運用利回り5%、積立年数30年でシミュレーションしています。
この場合の手数料は375万円です。
先ほどの信託報酬2%は1,132万円、今回の信託報酬0.58万円の場合は375万円で差額は757万円もあります。
基本的にインデックスファンドは信託報酬は安いものが多いのですが、数%が長期で見ると大きな差になります。
これから長期投資を始められる方は長期・積立・分散・低コストを意識してくださいね!
こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!