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弱点対策 高齢者に多い疾病(2)


この弱点対策の記事では、私が介護福祉士の国家試験の勉強をしている中で、間違えたり、曖昧だと感じたところをメモ代わりに使用していきます。


腎炎・腎不全


急性腎炎は溶連菌などが扁桃や咽頭に感染して1~3週間で発症する

食事療法などの治療が適切に行われれば、多くが完治する


慢性腎炎は薬物療法と、ナトリウム・タンパク質を制限した食事療法が行われる


急性腎不全

乏尿(尿量が極端に少ない)や無尿(1日の尿量が100ml以下)を伴い、治療が長引く場合は血液透析を行う


慢性腎不全

軽症では自覚症状があまりないが、進行すると肺水腫や全身の浮腫、痙攣、嘔吐、意識障害といった症状をきたし、尿毒症になる

慢性腎不全が進行した場合は血液透析を受ける


脳血管疾患


くも膜下出血

くも膜と軟膜の間の血管が破壊されて、出血したもの

原因は脳動脈瘤破裂が多い

バットで殴られたような痛み


脳内出血

活動中に突然起こることが多い

ひどい頭痛や麻痺、失語、意識障害などが短い時間の間に出現


脳梗塞

脳に酸素と栄養分を運ぶ動脈の閉塞・狭窄によって、脳の組織が壊死した状態

血栓(血管内で血液成分が凝固したもの)または塞栓(血栓の一部または全部が剥がれて離れた部分に梗塞を起こすこと)によるもの

失語は病巣が優位半休(右利きの場合は左大脳半球)、失認は病巣が劣位半球(右利きの場合は右大脳半球)の場合に生じる


脳梗塞の分類

心原性脳梗塞・塞栓症

心室細動(不整脈)が危険因子となることが多い

アテローム血栓性梗塞

アテローム動脈硬化(粥状動脈硬化)による脳血管の狭窄・閉塞によるものや、アテローム(脂肪性の粥状の沈着物)が末梢血管に詰まったものが原因

ラクナ梗塞

脳の深部や脳幹の末梢血管にみられる小さな梗塞

繰り返すことで多発性脳梗塞に進行する


一過性虚血発作

脳への血流が、一時的に遮断されることによって生じるもので、長くても24時間以内に消失する


パーキンソン病


ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質の産生量の減少によるもので、中年以降に発病することが多く、原因不明で難病に指定される

症状

安静時振戦

手を動かしていない時に起きる小刻みな手の震え、意図的に手を動かしている時は、あまり起こらない

筋固縮

力を抜いた状態で、他者が肘を伸ばしたり、曲げようとした時に抵抗が見られる

無動

動作を開始するまでに時間がかかり、動作自体もゆっくりとしか行えない

その他

仮面様顔貌

小刻み歩行

前傾姿勢

姿勢保持困難

便秘

など

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