#016 経営者としての僕の責任
どこまで考えても、最終的な答えは、不自由を感じられている方々にある。皆様が心地よいと思って戴けるか、それに尽きる。だから、作り手や僕らが良いと思うデザインであっても、着用者にとって本当に正しいかは疑わないといけない。それを見誤って経営が失敗したアパレルなんて五万とある。僕と無縁ではない某アパレル企業だって、子供の頃に百貨店や催事で見たあの華やかな光景は30年で見るに耐えられない寂しいものになっている。今、そこに市場が存在せず、既存の類似した市場において参入企業のやり方がうまく