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中央法規 医療・看護分野のマガジン

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中央法規の医療・看護分野の書籍をはじめ、トピックをアップしていきます!
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記事一覧

認知症に関わる医療者必携のバイブル

新刊『医師・看護師のための認知症プライマリケアまるごとガイド』についてご紹介します。 認知症ケアに関わる医療者にとって必携のバイブル本書は、認知症の治療やケア、制度など認知症に関する情報を網羅しています。 アルツハイマー病だけでなく、他の疾患による認知症も含めて病態や自然経過、治療法、合併症などをまとめました。 「ステージアプローチ」という考え方に基づき、軽度から中等度、重度、末期まで、ステージごとの特徴やそれに応じた医療・ケアやサポートについて具体的に解説しています。

精神科看護倫理がわかる!実践できる!

その人らしい生活を支える、精神科看護の倫理精神科看護の目的は、精神的健康について援助が必要なすべての人が、より良い生き方を見出せるように支援していくことです。 適切な看護を提供するためには専門的技術が求められますが、その基軸になるのが、「倫理感」です。倫理をふまえることで、看護の質が高まり、より適切なケアにつなげることができます。 そのような重要性は理解しつつも、何となく「倫理は難しい」という印象をもつ方もいるのではないでしょうか。 身近な事例を通して倫理の理解が深まる

医療職・看護職必見!「心理的安全性」オンラインセミナーを開催します《無料・見逃し配信あり》

《ストレス対策、生産性アップ、離職防止等につながる「心理的安全性」》 現在、さまざまな業界で話題の「心理的安全性」。 業務効率が上がり、職場全体の人間関係をプラスに変えると注目されています。 本セミナーでは、「心理的安全性」の基礎知識や考え方をわかりやすく紹介するとともに、明日から職場で使えるテクニックについてご紹介します。 医療従事者の皆様はもちろん、ひろく介護や福祉の現場で働く方にも役立つ内容となっています。 皆様のご参加をお待ちしております! ■日時 2024年1月

【出版記念無料オンラインセミナー開催】コプロダクションを知り,実践に活かすヒントを得よう!

2023年9月に刊行された『クライエントとともに創る コプロダクション型精神看護過程』(木戸芳史編著)の刊行を記念した,無料オンラインセミナーを開催します!! ぜひこの機会に参加してみませんか? コプロダクション? 「コプロダクション(共同創造)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? これは,医療者と患者(クライエント)が対等なパートナーとして意見を出し合い,提供されるサービス内容の決定に両者が関与していくことを意味しています。 近年,精神科看護の世界で注目されはじめ

精神看護の新常識「コプロダクション」がわかる! 臨床に応用できる!

コプロダクション(共同創造)は、これからの精神看護を支える新スタンダード「コプロダクション」(Co-Production)は、医療者と患者(クライエント)が対等なパートナーとして意見を出し合い、提供されるサービス内容の決定に両者が関与していくことを意味します。 このようなとらえ方ができる「コプロダクション」は、精神看護を展開するうえで欠かせないものとなってきている「リカバリー」「ストレングスモデル」に基づいた実践をするために必要で、そして、これまでのセルフケア理論による看

成人看護学実習の不安を解消!『成人看護学実習ハンドブック』

成人看護学実習を通して、学生は多職種との連携・協働、地域における多様な療養の場の理解、対象者の意思決定支援の重要性などを学ぶなど幅広い経験をします。 そのため、実習に配分される時間は小児看護などの他の実習よりも長い学校が多く、看護師になるための大きな関門の一つといえるでしょう。 そのような実習を前に、はじめて行く実習施設で、実習指導者や患者さんと関係を築きながら、患者さんに合った看護について考えて実践していけるのか、不安を感じる学生も少なくありません。 そこで、本書は実

母性看護学実習の不安を解消! ダイナミックな変化を楽しむ充実した実習に!

中央法規の看護学実習ハンドブックシリーズから、『母性看護学実習ハンドブック』が新たに刊行されました。 母性看護学実習で求められること看護学実習は、学校で学んだ知識や技術を実際の現場で実践することで、看護専門職として必要な能力を身につける場です。 母性看護学は、妊娠・出産・育児を中心とした女性の生涯をケアする看護学ですが、対象は周産期にある女性とその子どもだけでなく、女性を取り巻く家族や地域社会まで含まれます。 そのため、母性看護学の知識・技術は看護学実習だけでなく、他科

永く地域で必要とされる訪問看護ステーションになろう!

新刊『Q&Aでわかる 訪問看護ステーションの起業・経営・管理――確かなスタートと着実なマネジメントで成果を出そう』についてご紹介します。 なぜ、今、訪問看護ステーションが注目されるのか?地域の中で、利用者の暮らしを支える重要な役割を担っている訪問看護ステーション。 「利用者・家族の暮らしを理解できる」「利用者の希望するケアが柔軟にできる」というように、病院では体験できなかった看護が実践できるほか、「生涯にわたって働ける」「看護師であれば誰でも開設できる」ということから、注

看護学生・最大の不安を解消!?看護学実習ハンドブック

看護師になるための大きなハードル看護学実習は,授業で学んだことを実際の現場で本物の患者さんに実践する場。アセスメントから看護計画の立案,看護ケアの提供を実体験します。受け持ちの患者さんが決まると,授業のおさらいや情報の整理,計画立案などやるべきこと,考えるべきことがたくさんあります。一方で,実習先や患者さんに対しては学生と言えども社会人としての振る舞いが求められたり,医療安全やプライバシーに関することなど一定の責任が課せられ,学生にとって看護学実習はとても負担が大きなものです

『報酬・制度・実践のはてなを解決 訪問看護お悩み相談室 令和5年版』

制度から実践まで、訪問看護のあらゆる疑問に答える好評書がバージョンアップしました! 改定のたびに複雑化する訪問看護の報酬内容 2年ごとに改定される診療報酬,3年ごとに改定される介護報酬。新設されたのは何か? この加算はどうなったのか? これも算定できたはずだけど…。改定のたびに複雑化される訪問看護の報酬内容に振り回されていませんか? そのようときに役立つのが、『訪問看護お悩み相談室』です。 ▼担当編集者のコラムをご覧ください▼ 最新版は訪問看護レセプトの電子請求に関す

新刊『小児看護学実習ハンドブック』

看護学実習への学生の戸惑い 看護学生にとって臨地実習は,病気や障害のある人に自分の看護を提供する初めての機会,看護師としての出発点ということができます。ここでは,十分に満足のいく看護を自力で計画し実施できたかというよりも,看護の対象を身をもって感じ,実際に接するなかで看護にできることを考え,実践にしてリアクションを経験することがその後の看護師人生にとって大きな意味を持つといえるでしょう。 当然,各看護学実習の教育目標はそれぞれのカリキュラムに基づいて細かく設定されています。

新刊『看護学生のためのわかりやすい法律・制度』のご紹介

看護師に法律・制度は必要なの? 看護師の職業は医療機器や薬剤を扱う理系仕事というイメージ?,それとも心温まるケアなど文学的なイメージ? どちらも正しいですが,看護の仕事には法律の理解が必要不可欠というと意外ではありませんか。「看護師」は国家資格ですから業務内容が法律で決められているのはもちろん,医療や介護は法律・制度に基づいて提供されています。当然,一人の労働者(多くは女性)として法律・制度との関わりなしに働くことはできません。 法律・制度は学校で学び,国試にも出題されま

誰もが小さな“自閉”を持って生きてる

ダウン症の弟が、いっそう流暢にしゃべりはじめた。 半年前までは 「あー、ええ、おうですね、あい」 だったのが 「あーあ、また雨や。東京は雪やって。いやんなるわ」 になった。 26歳にして魅せる急激な成長に喜ぶ一方、逃げ出したオウムが知らん言葉を大量に覚えて戻ってきた時の怖さもある。 理由は言わずもがな、春からグループホームで暮らしはじめたからだ。 実家の和室をアジトに、悠々自適をかましていた弟にとって、はじめての共同生活。同居人にマナーを注意され、ベソかいて電

事例で臨床推論を学び、看護判断力を高める!

看護でも「臨床推論」って必要なの? 「臨床推論」とは、診断や治療を決定するときに医師が用いる思考プロセスのことです。現在では、患者さんそれぞれの状態や治療に合わせた最善の看護ケアを行うために、看護師にも必要な思考プロセスと言われるようになりました。 臨床推論にはさまざまな進め方があり、パターン認識、仮説演繹法、徹底的検討法などを、ケースによって使い分けていきます。いずれの場合も、アセスメントにより患者さんの状態やデータを的確に把握し、自身が持っている知識や経験をもとに臨床推