金融用語: 「追い書」

今回は「追い書」について見ていきましょう。

株式の信用取引で「追い書」が来るのは相当ヤバいです。

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「追証(追加保証金)」: 株式の信用取引やCFD取引などで発生する可能性があるものです。

具体的に言うと、

  • 買い建てまたは売り建てた銘柄の含み損

  • 担保にしている株の値下がり

などにより、証券会社に預けている証拠金(委託保証金)が不足した場合、その不足分を補うために追加で資金を要求されることを指します。

追証が発生する理由

  • レバレッジ効果: 信用取引では、少額の資金で大きな金額の取引を行うことができます。しかし、逆に、小さな値動きでも大きな損失に繋がる可能性があるため、追証のリスクも高まります。

  • 市場の変動: 株式市場は常に変動しており、予想外の値動きが起こることもあります。特に、急激な下落時には、多くの投資家が追証に直面する可能性があります。

追証が発生した場合の対処法

追証が発生した場合、以下の対処法が考えられます。

  • 追加資金を入金する: 最も一般的な方法です。不足している証拠金を補うために、証券口座に資金を追加で入金します。

  • ポジションを一部または全部を決済する: 損失を確定させ、証拠金不足を解消する方法です。

  • 証券会社に相談する: 証券会社によっては、追証の猶予期間を設けたり、他の対応策を提案してくれる場合があります。

追証のリスクと対策

追証は、投資家にとって大きなリスクとなります。最悪の場合、保有している株式が強制的に売却される可能性もあります。

追証のリスクを軽減するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 余裕を持った証拠金設定: 最初から十分な証拠金を用意しておくことで、市場の変動に備えることができます。

  • 損切りラインの設定: 損失が拡大する前に、あらかじめ売却する価格を決めておくことで、大きな損失を防ぐことができます。

  • リスク管理の徹底: 信用取引は高リスク・高リターンな投資方法です。自分の資金力やリスク許容度に見合った取引を行うことが重要です。

まとめ

追証は、信用取引やCFD取引を行う上で避けて通れないリスクの一つです。しかし、事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることで、そのリスクを最小限に抑えることができます。

追証に関する注意点

  • 追証が発生すると、取引が制限されることがあります。

  • 追証を放置すると、強制決済される可能性があります。

  • 信用取引は、初心者には難しい投資方法です。十分な知識と経験を積んでから始めることをおすすめします。

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