世の中恐ろしすぎる#32: 「毒親を扶養する義務が子供にはあるのか?」 

今回は「毒親を扶養する義務が子供にはあるのか?」についてコメントをさせて頂きます。

「毒親を扶養する義務が子供にはあるのか?」

回答: あり。

個人的に納得がいかないのですが、なんと親に殴るける、虐待をされても扶養する義務があります。

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日本の民法第877条では、以下のように定められています。

直系尊属は、卑属を扶養する義務を負う。

これは、親子、祖父母と孫、曽祖父母と曽孫などの直系尊属は、その直系卑属を扶養する義務を負っていることを意味します。

扶養義務とは、生活に必要な衣食住や医療費などを提供する義務です。具体的には、以下のようなものが含まれます。

  • 食費

  • 住居費

  • 光熱費

  • 被服費

  • 医療費

  • 教育費

扶養義務の範囲は、扶養権利者の需要と扶養義務者の資力によって決まります。扶養権利者の需要とは、生活に必要な最低限の生活水準を維持するために必要な費用です。扶養義務者の資力とは、扶養義務者が負担できる経済能力です。

扶養義務は、以下の場合に免除されます。

  • 扶養義務者が自己の生活を維持することができない場合

  • 扶養権利者が扶養義務者に対して著しく不法な行為をした場合

  • 扶養権利者が自己の生活を維持することができる能力がある場合

以下に、極親を扶養する義務がある理由をいくつかご紹介します。

  • 血縁関係による責任

親子や祖父母と孫などの直系尊属は、血縁関係によって強い結びつきがあります。そのため、互いに助け合うことが道徳的に求められます。

  • 社会秩序の維持

極親を扶養する義務は、社会秩序を維持するために必要です。もし、極親を扶養する義務がなければ、生活に困窮した人が増え、社会不安につながる可能性があります。

  • 人権の尊重

極親を扶養する義務は、極親の人権を尊重するために必要です。生活に困窮した人が、人間らしい生活を送るためには、扶養が必要となります。

近年、高齢化社会の進展により、親の介護が必要となるケースが増えています。親を介護する義務は、法律で明確に定められていませんが、道義的な義務として認識されています。

親を介護する際には、以下のような点に注意が必要です。

  • 親の希望を尊重する

  • 介護の負担を家族で分担する

  • 介護サービスを利用する

介護は、肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。介護が必要になった場合は、一人で抱え込まず、周囲に相談しながら進めることが大切です。

とはいえ、個人的には毒親の介護など、全然納得がいかない今の法律です。

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