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初めての転職を決断した理由は若気の至りだったのか?(店長補佐/サブリーダーになる前の数ヶ月:前半)

転職エージェントが綴る。自分が転職する前の物語も3話目になった。最初は数話で終わるのかなと思っていたけど、新卒で入社した思い入れのあるメガネスーパーでの激動の4年半はある程度ボリュームのある長編小説みたいになりそうで少し怖い気もしてきている。例えば、区分をある程度区切って語らないとショートカットで終わるかもしれないし、区切り過ぎれば永遠と続く流れにもなってしまう。今回は私が店長になる手前の時期を少し分けて語っていこうと思う。店長補佐/サブリーダーになる前の数ヶ月も濃い数ヶ月だから大事に振り返りつつ綴っていく。サブテーマは、「憧れの先輩」とでも付けておこう。新卒で入社してから私は本当に人に恵まれた。上司、先輩、同僚、その後は後輩や部下、メンバーなどと関わる方々、そして、大切なお客様。人で始まり人で終わる。そんな社会人生活を送っていた。

私は新卒で入社した時は22歳だった。色んな素敵な先輩方とも出会ったが今日は1人の先輩を語りたい。私よりも3、4ヵ月前に入社をした中途社員の男性の先輩だ。年齢は一回り以上違っていて。34歳位の時期だったと思う。22歳からすると結構上に感じたけど、見た目が若かったので20代後半くらいに見えたのが印象的だった。私は、社会人経験がゼロだったから考えも甘くて34歳からすれば全然だったと思う。でも、何かのタイミグで仲が良くなっていってライバルだと私が意識をして切磋琢磨する関係になれていた。その先にも登場する事になるけど、先輩も店長になり、私も店長となり肩を並べて働く事にもなった。その手前、新卒で入社して意識が変わって仕事が面白くなって主体的に動けるようになって・・・この辺りから私も高いレベルに早く登っていきたい。人の何倍も成長して駆け上がりたいというような気持ちになってきていた。その時期に一番、影響を受けたのはその先輩だ。

仕事が終わって飲みに行っては仕事について語っていたし、1対1で行く時もあれば複数で行く時もある。とにかく、仕事中は勿論、仕事外でも多くの時間を共有させて頂いた。その中で様々な名言を私は頂いたと思っている。

こういった言葉もそう。給料もらい過ぎやでという言葉もあった。この事を補足すると。何も仕事で結果も出せない新人が初任給として普通のお金をもらっている事自体、貰いすぎやし先行投資で会社が払っているんだ。という話があった。耳の痛い話なんだけど、その通りなんだよなとその後に気付く事にもなったよ。

他にも印象的な言葉は、「自分に限界をつくるな。」「自分の限界は自分でつくっている」これも、勢いよく成長し続ける事が出来た私の原動力にもなっていた。本で色々な名言を学ぶことも勿論あったけど、私が良かったのは現場で、目の前で仕事をしながら、その仕事ぶりを見ながら色んな事を伝えてもらった事に感謝をしている。その時の私は、仕事が面白くなってきていて同期と飲みに行くよりも先輩達と飲む事が多かった。そんな時代だった。

この辺りから、眼鏡の販売としての数字面を少し語っていこう。私は学生時代に営業職は基本的に受けなかった。理由は怖かったから。目標数字やノルマ的なものを背負った状態で仕事ができるほど、強い人間では無いと思っていたし、自分にも自信が無かったからチャレンジする気概も無かったと思うよ。それで、色々と考えて営業では無い眼鏡の販売の道を選んだ。ただ、結局は数字は同じようにあった。店舗目標の売上をスタッフに割り振って月の目標が出来る。その月の目標を各個人で週目標を立てて追っていく。営業と同じようなものだよね。結局は数字と付き合う人生が私には待っていた。

その、目標金額も朝礼で発表して達成額、達成率、本日の目標、簡単な戦略(狙い)などを大きな声で発表していく。その先輩は店舗で1番売っていた。だからこそ、学べる事も沢山あったと思うし、当時は偉そうに言っているように聞こえていた言葉にも説得力があった。なぜならば、有言実行だったから。カッコいいと思ったし、自分のそういった大人になって結果を出して仕事をしていきたいと思った。そう考えるうちに、憧れで追っていた背中を追い越したいという無謀にも思える想いが、22歳の私の中に生まれて来た。つまり、数字でも越えたいし、役職でも先に上にあがりたい。そんな事を無意識に自分で設定するようになっていた。かつてのダメダメ社員の自分からは想像できなかった気持ちだった。この間、数ヶ月しかないからね。人がやる気になると見える景色そのものがガラッと変わる事は私はこの体験を通じて語る事ができる。自分にスイッチが入る事でどれだけ可能性が広がるのかも。(次回、店長補佐/サブリーダーになる前の数ヶ月:後半に続く。)

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