初めての転職を決断した理由は若気の至りだったのか？(店長補佐/サブリーダーとしての前半)

転職エージェントがお届けする。自分が転職する前の物語の5話目に入ってきた。このnoteを読んで頂いている方々からの声も頂いており、少人数でも何か伝わるものがあれば嬉しいと思っている。

まだまだ、転職は全く考えていないシーズンを綴っていきたい。今回は一般職から店長補佐でもあるサブリーダー時代の話になる。実際に株式会社メガネスーパーは当時、業界でも勢いをもって急成長している時期で、若手でも関係なくチャンスがあった。

大手なんだけど良い意味で私のような若輩者でも上にあがれるチャンスがあった事は本当に有難いし、このサブリーダーの物語も実は1話目にも記載をした職務経歴書で伝えると1年目の出来事となる。

えっ！！1年目の新卒がなにやってんの？そう感じる方も多いかもしれないけど、本当に運が良かったしこの結果は上司に引き上げてもらったという表現が正しいかもしれない。チャンスが転がっていた。そのチャンスを私はキャッチをして全力でぶつかっていった。その少しほろ苦い思い出を前半で語っていきたい。

今までの物語で登場している私に多大な影響を与えていた12歳上の中途採用の先輩。私が22歳だから34歳。この人が、サブリーダーとして店長を支えて売り上げを爆発的に上げていた時代に私も共に働いていた。しかし、新店舗のオープンが決まりその店のサブリーダーとして異動する事が決まった。その後にバトンを受けたのが新卒1年目の私だった。有難くお受けしたというか流れ的にそうなった。実は、前も語ったけど仕事が楽しくて仕方ない時期だったから。何でも出来ると思っていた。

「仕事が楽しみになると生活リズムが変わる」仕事が辛い人は出勤前日が憂鬱になる。仕事が楽しみな人は今の時間もむちゃくちゃ楽しめる。つまり、日曜日の時間の使い方が大きく変わる。土曜日は次の日が休みだから大きな差は無いけど・・・日曜日の気持ちの差は凄くあると思うね。明日、楽しみですか？

— 坂本典隆@悔いの無いキャリア実現 (@careerup777) October 27, 2019

この経験が今でも記憶として思い出す事もある。なぜ？思い出すのかと言われると理由は1つ。「社会に出て初めて悔し涙を流したから。」この理由が全て。忘れられる訳はないよね。なぜ、悔し涙を流したのか？組織で働いているあなたには伝わるかと思うけど、自分の力不足を死ぬほど痛感したからだ。12歳上の中途の先輩と私が同ポジションでバトンを受けて代わった。その後、私がその先輩以上に店長をサポートして爆発的な結果を出したのか？それは、大きな力の差を感じたし結果が悪くなっていった。

私の長所として「責任感が強い事」この部分が良い時にはプラスに働くけど、悪い時は自分に重くのしかかる。正直、思いっきりのしかかってきた。仕事をしていても分かる。あの人がいたら？もっといい流れで店舗運営が出来ている。自分には経験も力量も圧倒的に足りない。それは、肌感覚で分かった。

あれは、店長に呼ばれて控室で2人で話していた時だったかな。お店の方針や現状などを話している時、「自分の力不足が凄く申し訳なくなった。悔しかった。」そう感じた私は・・・店長に「本当に申し訳ないです。私の力不足でこういった結果になってしまって。」そういった後に、急に涙が溢れてきた。自分でも不思議だった。仕事に対して熱くなっていた事は理解していたけど、まさか仕事で涙を流す事があるなんて。

少し、クールダウンをしたかった。店長には少し頭を冷やしたいから外に出ていいですか？そう伝えて店舗から外に出てひたすら歩いたと思う。どこに行ったのかは記憶にない。ある程度の時間を彷徨って少し落ち着いた状態で戻って業務をこなしたと思う。

この後の心模様はどうだったのか？とにかく必死で頑張ったと記憶している。足りないものがある事は仕方ない。でも、できる事があるはずだ。そのやれる事を必死でやり続ける。明るく元気に爽やかに活動的に。当時の会社のイズムを体現しながらやる事をやり切った。その経験は私にとって凄く良い経験になって今にも活きてきている。

以上が高槻店での物語だ。本当に濃い11ヵ月だったと思う。私のもともとの正式な配属先は茨木店で辞令が出たんだけど、当時の上司が「こいつは高槻で働かせる。」という想いを持って本社に掛け合って辞令を変えたというエピソードがある。私は時折、運命の分岐点という表現をするんだけど、まさに新卒で入社して数ヶ月で運命の分岐点で良い道を歩むことができたと思っている。自分の力ではどうしようもない。何か縁のような気がするよね。

こんな事が色々と積み重なって自分の人生を構成しているんだけど次回の(店長補佐/サブリーダーとしての後半)については、高槻から移動した後の布施店と梅田本店時代を語りたいと思う。それでは、今回はここで終了。最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、noteでお会いしましょう！

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