キャリアシェアプラットフォーム Career toが解決する課題
こんにちは。
Career to のまちだです。
Career toは2020.8.24β版をリリースしました🎉
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今日はCareer toが解決する課題についてご紹介します。
何をしたら新規事業に携われるのか
半年前の話です。
僕は新卒で重工長大産業に飛び込み、財務として2年間働きました。充実した日々を過ごしていましたが、就活をしていたときから漠然と抱いていた「新規事業開発に携わりたい」という想いは日に日に強くなるばかりでした。ですが2年経った今、ファイナンスのバックグラウンドしかない自分が、どんなスキルを身に付ければ新規事業に携わることができるのかが分かりませんでした。そこで転職エージェントに相談したところ、返ってきた回答は次のようなものでした。
「まずはコンサルに行って力を付けるのがアンパイだと思います!」
「財務から新規事業の仕事に移られた方も何人かいたと思いますよ!」
転職エージェントの方々は様々なノウハウと経験、最先端の業界知見を持っています。ですが、具体的に財務から新規事業開発に携わる仕事に繋げるためには何が必要でコツや難しさはどこにあるのか。そういったリアルな1次データが見えませんでした。
そこで次に人脈や既存のサービスを使い、「財務から新規事業開発にキャリアチェンジした人」を探してみました。ですが、僕はそんなに友達が多いわけではないので、探している人物は残念ながら見つかりませんでした。既存のサービスも「現在の自分の境遇から新規事業を担うポジションへのキャリアチェンジを成し遂げた人」を検索できるようなものはなく、また奇跡的にそれっぽい人がいたとしても、財務といっても資本政策や資金調達から、外為や出納業務まで様々な業務分野があり、本当に自分と似たようなことをしていたかがプロフィールからは分からなかったため、コンタクトを取るところまで至りませんでした。
そんな折に「もしかしたらこの課題は多くの若手社会人が抱えているのではないか」と考えるようになり、それがCareer toのきっかけとなりました。
選択肢と必要なスキルが分からない
自分と同じような課題を抱えている人がたくさんいるのではないか。
Career toは100人の若手社会人と向き合い、彼らが大切にしている価値観は何か、長い人生を考えたときに抱えている課題は何なのかを見つめました。
悩みや課題は多岐に渡っていて、僕たちの想像をはるかに超えていました。
その中で僕たちはある思考のプロセスで自分のキャリアを考える人たちが一定数いることに気付きました。
具体例を基に説明します。
デジタルマーケターとしてインターネット広告代理店で活躍していたある人は、とても花が好きで、どこかのタイミングで花で世界を変えるようなことがしたいというビジョンを持っていました。ですが、それを実現するための具体的なキャリアの選択肢が、ITベンチャーのCMOなのか、自分で起業をすることなのか、はたまた他の何かなのかが分からず悩んでいました。また同時に、花×デジタルマーケでCMOを目指すとすれば、今の自分の手持ちのスキルから足りない要素は何なのかも分からない状態でした。そこが明確にならないので、今やっていることを続けるべきなのかそれとも違うステージに移るべきなのかも分からない状態でした。
ヒアリングを行っていくと、彼女と同じような思考のプロセスを経る人が多くいました。まとめると下記のようなプロセスです。
①ビジョンを見つける
②ビジョン実現のための具体的選択肢を知る
③具体的選択肢の実現のために必要なスキルを知る
④必要なスキルが得られる場所・仕事を見つける
①から順に明確になっていき、④まで下りていくイメージです。僕たちはこの思考のプロセスにおいて、とくに②と③に着目して課題を解決できるのではないかと考えました。
欲しい情報へのアクセスはハードルが高い
またヒアリングの中で、本当に欲しいキャリアの情報へのアクセスはハードルが高いということを学びました。
ある人は、週3日働きながら年収800万円を稼ぎ幸せに暮らしたいというビジョン(Career toは理想の生活を実現したいという想いもビジョンと捉えています)を持っていました。ですが彼もまたそのために目指すべき具体的な選択肢が分かりませんでした。ここで特筆すべきは、彼はそれを明確にするために実際に行動を起こしていたということです。自分の会社のOBと接点を作るようにしたり、先輩との飲み会には積極的に参加したりしていました。ですが人脈を駆使して人と繋がることには量的な限界がありました。また彼はとても社交的な性格なのですが、それでも人と会って想いを伝え、相手から情報をもらうというプロセスにかかるのは精神的にも時間的にも大きな負担だと言いました。そしてもう1つ興味深いことに、話を聞きたいと思う人が見つかったとしても、その人が自分と近い存在であればあるほど、キャリアについての相談はしにくいという葛藤がありました。
キャリアシェアプラットフォーム
Career toが解決する課題
ある企業の情報やある時点のその人の情報といった、点としての情報はリアルなデータが蓄積され、充実してきています。一方で、線としてのキャリアとキャリアの繋がりに着目した情報はまだまだ不十分です。
そんな状況の中、無限大の可能性と選択肢が僕たちの目前には広がっています。昔と比べれば恵まれた時代と言えるのかもしれませんが、だからこそキャリアの課題は悩ましく痛烈なものとなっています。
これを踏まえて、Career toはキャリアシェアプラットフォームとして次の3つの課題を解決します。
✔どのような具体的なキャリアの選択肢があるか分からない
✔目指しているキャリアを実現するために必要なスキルが分からない
✔本当に欲しいキャリアの情報へのアクセスはハードルが高い
次回はCareer toがこれらの課題をどのように解決するのかをご紹介します。
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どんなキャリアが描けるのか、目指すキャリアのために必要なスキルとは...
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