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【22卒向け】グループディスカッションを全勝した方法~基本から対策まで~

これを書いた人
名前:向井
大学:都内私立大学
就職開始時期:大学3年の1月から
見ていた業種:コンサル・外銀・メーカー
内定先:外資金融
その他:最難関企業ほぼ全勝

告知コーナー

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1.グループディスカッションとは

グループディスカッションは、

複数の学生で与えられたテーマに挑み、そのプロセスを人事担当者が審査する集団選考

です。

人数は約4名~8名
時間は30分~1時間程度

で行われます。

一つのグループで1人しか受からないこともあれば、3人程度受かることもあり、難易度とグループのメンバーに左右されることも多く、苦戦されている方も多いのではないでしょうか?


そんなグループディスカッションは大きく分けて3つの型があります。

・自由討論型
一つの答えを導くようなお題ではなく、参加者の考え、選択を自由に討論する型。
例:社会人に必要なものは?
・課題解決型
テーマの主体が抱える課題や問題を解決するための方法や案を討論していく型。
例:売上を二倍にするには?
・ディベート型
AかB、どちらを選ぶか?など、それぞれのメリットやデメリットを挙げながら答えを一つに絞る型。
例:大切なのはお金かやりがいか。

コメント 2020-05-31 211118


グループディスカッションを導入する企業の狙いは主に2つあります。

①一度に複数人の選考ができる
1対1の個人面接は時間がかかります。
一度に複数人で行うグループディスカッションであれば、短時間で多くの学生の選考を行うことが可能です。
②ビジネススキルを見極められる
社会人になるとミーティングや議論の場が増えます。
グループディスカッションを実施することで、参加する学生のリーダーシップや、積極性、チームとの関わり方を見極めることができます。


また、グループディスカッションを導入する企業側の評価ポイントは
以下の図の5つに分けられます。

図2

もちろん、この評価以外にも

・アイコンタクトをとっているか
・意見を否定しないか
・笑顔が見られるか

等の細かい評価もありますが、基本的に

「協調性」「積極性」「傾聴力」「論理性」「リーダーシップ」

この5つを意識しながら臨みましょう。


2.グループディスカッションの進め方

グループディスカッションの進め方は企業によって多少異なることがありますが、一般的な進め方を紹介します。

①会場到着・アイスブレイク
グループディスカッション会場に到着後、指定された席に着席します。
もし指定が無ければ、なるべく真ん中の席に座るようにしましょう。
議論の中心人物になりやすいです。

開始時間に余裕を持って到着し、同じグループのメンバーと積極的に会話をしておきましょう。
ここでも気を抜かず、メンバーと仲良くなり、自分の立ち位置をアピールしておくことでディスカッションの進めやすさが決まってきます。

②選考官よりお題発表・グループディスカッション開始
お題、時間、役割分担の可否・発表の有無等の共有がされます。

☆役割分担
企業によって、事前に役割を決めるよう指示される場合や、逆に役割を決めることを禁止される場合があります。

・基本的な役割
リーダー…意見を聞き出してまとめる、話し合いを進行させる役割
書記…意見を書面もしくはホワイトボードにまとめる役割
タイムキーパー…話し合いに費やす時間を決めて計る役割
サポーター…さまざまな意見を発表したりリーダーのサポートの役割

私が今まで参加してきた約20社のグループディスカッションにおいて、役割を必ず決めるよう指示されたことはほとんどありませんでした。
個人的な意見ですが、役職を決めてしまうと各々自分の仕事に集中してしまい、有意義な討論ができないことが多いです。


③グループディスカッション~発表
グループディスカッションも「面接」です。
ディスカッション中も常に見られている意識を持ちながら以下の事を気を付けてください。

アイコンタクト:メンバー全体に目を配る
:普段よりも大きめ、少し高めを意識する
姿勢:面接時と同じように、背筋を伸ばす
表情:口角を上げる、真顔にならない

など、普段の面接でも意識することを意識しながら臨んでください。

時間の使い方や進行の仕方は自由ですが、私が毎回使った最も効率よく討論を進められる具体的な流れは次の「絶対に通過できる必勝法」で紹介します。


④グループディスカッション終了、フィードバック・質問受付
企業によっては、終了後学生に対してフィードバックをしてくれます。
チームとしてここが良かった、個人としてここがよかった等、次回のグループディスカッションにも活かせるフィードバックが貰えるのでしっかりとメモを取りましょう。

また、残った時間で選考官に質問することができる場合もあるため、積極的に質問しましょう。


3.絶対に通過できる必勝法

それでは実際に約20回グループディスカッションに参加し、全勝することができた私の必勝法を「A:リーダーになる」「B:リーダーにならない」の2パターンに分けて書いていきます。

グループディスカッションはチームメンバーによって自分の立ち位置を変える必要があるため、この2パターンを使い分けることができれば必ず選考を通過できます。


必勝法を使い分けるポイント

①グループディスカッション開始

②一度黙って様子を見る


誰も何も言い出さないか、言い出した人がいたとしても不慣れ
A:リーダーになる
いかにもガツガツしている人が仕切り始める=B:リーダーにならない


A:リーダーになる

☆ポイント
・リーダ役に回ることは特にリーダーシップを求めている企業には印象が良いです。得意不得意はありますが、慣れと経験で得意にすることができます。
・リーダー役は目立つからこそ、メンバーの意見を尊重するように心掛けてください。

①グループディスカッション開始

「まず、時間が〜分までのため、何時までに何を決めるかタイムスケジュールを組みましょう」

など「構成・時間配分」を立てるようにチームに促しましょう。

この際、タイムキーパーを兼任することができれば通過率はさらに上がります。(慣れた方のみで構いません。)

私が毎回使っていた構成はこちらです。

図3

今は「2.構成・時間配分」のところにいるので
次の構成として

「与えられたお題の前提確認を一度しませんか?」

と提案してください。(「3.与えられたお題の前提確認」)
これを提案できる学生はそう多くはありません。

どの型のグループディスカッションにおいても、前提確認をグループで一度することでその後の議論のズレを無くすことができます。

例えば「売上を2倍にする」というお題であったら、
「いつまでにするのか?」という前提が人によってバラバラだと、議論が破綻します。

足りない情報は仮説を立て、議論を進めましょう。

そのあとは、
「4.議論を進める」
「5.結論をまとめる」
「6.発表準備」

以外の構成案がメンバーから提案される可能性もありますが、
その際は臨機応変に対応しそれぞれに何分使うべきか話し合ってください。


②グループディスカッション中

・意見を出しすぎない
基本的に話し合うべき道筋を示すこと、構成通りに進めることに注力し、意見を言いすぎないようにしてください。
メンバーに意見を求め、その意見を簡略化しておうむ返しをしましょう。

例:
他のメンバー「私はこの経験から〜で、〜で〜だと思う。」
自分「なるほど、〜さんは、〜とういう意見なのですね。」

絶対に、意見を否定せず、
「そのような視点があるのですね!」など
メンバーの意見を褒め、尊重しましょう。

・意見を出せていないメンバーに話を振る
リーダー役を務めると、議論を進めることに注力しすぎてメンバーを置いて行ってしまう可能性があります。
メンバーの中に、あまり発言ができていない子がいれば

「○○さんはこれについてどう思いますか?」

など、話を振ってあげるようにしましょう。


③発表

発表は基本的に1人に任されます。
ここで発表役を掴み取れるとアドバンテージとなります。

意見を出してもらい、まとめ、自分も意見をたまに言う
など、リーダーがうまく務まっていたらメンバーから発表を任せられることが多いです。
その際は、迷うことなく引き受けてください。

ただし、今回のようにリーダー役になった場合は
自分からガツガツ「発表したいです!」
などアピールをしすぎないようにしてください。

メンバーで決めた結論や結論に至った要因をしっかりと発表し
発表後も、自分が言い漏らしたことは無いか
他に補足がないかメンバーに確認すると、しっかりとチームワークを
重んじているアピールができます。




B :リーダーにならない
グループの中にガツガツしているリーダータイプのメンバーがいる場合は無理にリーダーを努めようとしなくても良いです。
基本的に流れは「A:リーダーになる」場合と同じですが、意識するポイントが少々違うため紹介していきます。

☆ポイント
・リーダーが見落としていることがないか、常に視野を広く持つ
・意見を出す(量より質を意識)


①グループディスカッション開始

・タイムキーパーを務める

リーダーにならない場合はなるべくタイムキーパーを務めると良いです。

務めるためには、リーダーではなくても、
「タイムスケジュールを組みませんか?」
と提案し、そのまま自分がタイムキープを担うことを伝えてください。

タイムキーパーを務められた場合、

・残り何分で意見をまとめる予定だったのか
・残り何分で発表が始まるのか

など適宜グループに報告してあげると良いでしょう。


②グループディスカッション中

・意見を出していないメンバーに話を振る
リーダーは優秀であるが故に、意見の言えないシャイなメンバーを置いていきがちです。
その際に、自分がその人のフォローをしてあげましょう。
意見が無いか、本当にこの方向性でいいのか話を振ることで
視野の広さをアピールしてみましょう。

・リーダー役に見落としが無いか、粗探し(嫌な言い方だが)に専念する
例:
リーダー「ではこれのメリットを挙げていきましょう。」
自分「メリットを挙げる前に、お題の前提確認をした方が良いかもしません。」

このように、あなたが必要と思う流れや要素を適宜アドバイスしていきましょう。

アドバイスも含め、なるべく発言を積極的にしていきましょう。

自分の考えや提案、相槌、なんでも構わないので、
「発言している人」
というイメージを選考官に持ってもらえるよう意識してください。


③発表

ここで出しゃばりすぎるのはあまり良くないですが、議論中にバリューを残せていなかったら発表に回る様にしてください。

注意点は「A:リーダーになる」で記載したものと同じです。



以上がグループディスカッションの必勝法です。

グループディスカッションは目立ちすぎても、目立たな過ぎても
受かりません。

リーダーを務めるのであれば、常にグループへの思いやりと視野の広さを忘れないようにしてください。

リーダーを務めないのであれば、議論に置いて行かれないようにしっかりとサポートを怠らずに、足りないものが無いか常に視野を広く臨んでください。



4.絶対にやってはいけない行為

必勝法の中でもいくつか注意点として書きましたが今一度
グループディスカッションにおいて「絶対にやってはいけない行為」をまとめます。

・意見を否定する
・発言をしない
・目を合わせない
・声が小さい
・役割に没頭しすぎる

一度選考官にマイナスイメージを与えてしまうと、そこから挽回することは大変難しいです。
以上のことをやってしまわないよう、注意してください。



5.オンライングループディスカッションの場合

Covid-19の影響により、オンラインにてグループディスカッションを行う企業も増えています。
今後どのような実施方法になるか分かりませんが、オンライングループディスカッションであった場合に意識することを書いていきます。


①対面の時以上に姿勢・表情・声を意識する

画面越しのオンラインだとその人の雰囲気がどうしても対面よりも伝わりにくいです。

対面の時以上に、姿勢は正しく声ははっきりと、他の人が話しているときも表情は豊かに保つように意識してみてください。


②Googleドキュメント等オンラインメモをシェアする

対面のグループディスカッションであればホワイトボードや書面など、メンバー全員でメモを確認できます。
しかし、オンライン上ではそれができません。

その際に、共有でメモを取れるGoogleドキュメント等のURLを事前に準備しておきましょう。
もちろんメモを取らなくても進められますが、念のための準備をし、オンライン上のchatで提案できれば、選考官に積極性のアピールができます。

(もし使用する際は一言、使用してもよいが選考官に確認することをおすすめします)


6.おまけ:グループディスカッションあるある

グループディスカッションあるあるを紹介していきます。

「私たちの出会いはグループディスカッションです!」
なんてかっこいいですね・・・笑

グループディスカッションの練習、友達とやるにしても緊張しますよね・・・
そこなんとか乗り切って、練習してみてください!
練習すればするほど、得意になるはずです。


前提条件を確認せず大筋を立てている、引っ張りすぎリーダーの事例ですね。
この方は受かったのでしょうか・・・?


100いいね したいです・・・!
冒頭でも紹介しましたが、「表情」は本当に重要です。
グループディスカッションも「面接」です。
どんなときも表情・姿勢・声は気を付けてください!


グループディスカッションあるある、たくさんありますね・・・
「こんな人がいた!」
「こんなこと言われた!」
と、良い意味でも新しい価値観に出会える場です。


色々なタイプの学生と1つのお題についてディスカッションしていくグループディスカッション。

初めての方は本当に緊張すると思います。
しかし、やればやるほど、慣れれば慣れるほど楽しめるようになります!

キャリハブでは実際にグループディスカッションの練習講座・実践講座のイベントを開催しています。
是非参加してみてください!

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