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転職の不安は事前準備が8割!この5つのポイントを抑えておけば平然と超えられる!?

転職したいんですけど…

モヤキャリ相談室にご相談を頂くケースで一番多いのが、「転職をしたいんですけど、何からはじめたらいいのですか?」とか、「職務経歴書の作成ってどうやったらいいんですか?」という転職のキホンから質問をされる人が多くいらっしゃいます。

職務経歴書の作成方法については、後日に書かせていただきますので、今回は転職の心構えと注意点についてきっちり解説をしていきます。

私もそうでしたが、転職をするという決断をすると同時に大きな不安、漠然とした恐怖が同時に押し寄せてくることになります。
転職を繰り返すたびに、毎回襲ってくるものですし、なくなることはありません。

ただし、この恐怖心や不安に勝つことができたとき、自分自身の転職活動に自信を持つことができるので好転してくるのは間違いありません。

気持ちの面で不安であったら、パートナー、家族の応援があると平然と超えられるものですし、転職活動は1人でやっていると限界が来ますので、そういう時は決して無理をしないでください。

転職は心技体が揃っていてやることで、余裕をもってすすめることができることであり、どこか一つが欠けてしまうと後悔をすることが多いので、細心の注意を忘れないでください。

転職の不安は2つあるんです!

転職の不安は大きく分けて2つあります。
1つ目は転職活動を始める前の不安
2つ目は内定獲得後についてくる不安

この2つの不安が漠然とした不安や恐怖心として芽生えてくることは間違いありません。
何度も転職をしているから、慣れっこでしょ!という人もいるかもしれませんが、人の脳は現状維持を好み、挑戦をすることについては消極的になることが多いので、襲ってくる不安や恐怖心を脳が発信していることがあります。

転職を始める前の不安はこの3つ!

転職をはじめる前に襲ってくる不安は、この3つです!
1:現職と転職活動のスケジュールに関する不安
2:希望する業界、企業へ転職ができるのかという不安
3:自分のスキルや実績がどのように評価されるのかという不安

1:現職と転職活動のスケジュールに関する不安
「ちくしょう!転職だ!」と思ったのはいいのですが、現職中の場合については、転職活動が制限をされてしまう。
日中に面接を受けることができないので、就業時間外で受けることになるという不安。
下手をすると転職活動をしていることがバレるのではないかという不安。
現職と転職活動の両立ができるかどうかという不安。

2:希望する業界、企業へ転職ができるのかという不安
転職活動をするときに最も大きな不安になる1つの要因。
実際にタイムスケジュールをうまくやりくりをして、転職活動をしたとしても、自分の希望する業界や待遇を得られる転職先が100%見つかるという保証はありません。
この不安については誰もが出てくる不安であり、ごく自然なこと。

3:自分のスキルや実績がどのように評価されるのかという不安
転職活動では、職務経歴書で書類選考、面接で評価をするというのが一般的です。
年収については、業界のポジション、会社の業績、上場企業なのかなど会社のポジションによって大きく変わっていくことになります。
必ずしも年収がアップするとは限らないので、不安が襲ってきます。
はじめて転職をする際には評価方法がわからずに、苦労をすることも多く、漠然とした不安が襲って来ることになります。

それぞれの不安の解消をするためには

1:現職と転職活動のスケジュールに関する不安を解消!
現職と転職活動の両立を図るためにはタイムスケジュールの問題と、体力的な問題はもちろんですが、3カ月を超える長期戦になってしまうと心理的な問題も発生してしまうので、注意が必要です。

コロナショック影響で対面の面接からWEB面接という企業が多くなってきているため、行動する制限がない分、いつでもどこでも転職活動ができるチャンスが広まっているのは事実です。

リモートワーク中の企業の人は、昼休みの時間に面接を入れている人もいらっしゃいます。
ただし、会社のパソコンや会社のスマホを利用することはやめましょう。
ログからバレることもあり、懲戒処分の対象になるリスクがあるので、面接を受ける場合は、個人のパソコンやスマホを活用することを忘れないでください。

現場面接の場合については、平日の20時ぐらいまでの面接や、土日など対応をしている企業もあるので、スケジュール調整がしやすい。
ノー残業デーを利用したり、就業時間と同時に上がって面接に向かうなど、タイムスケジュールをしっかりすれば、大丈夫なんです。

役員面接や最終面接の場合は日中に設定をされる可能性が高くなるため、日程調整をする際に時間指定をされてくる可能性が高い。
その場合については、有給、振休、代休などをうまく活用すればいいので、休みをうまく利用する方法を考えていきましょう。

このことから、リモートワークや有休制度を上手く使えば、上手く2つを両立をさせることが可能になります。
もちろん現職の上司や同僚には転職活動をしていることは伝えるべきではありません。
あくまでも平然としておきながら、現職に支障が出ない範囲で上手くやりくりをしましょう。

2:希望する業界、企業へ転職ができるのかは事前準備次第
転職というのはタイミングもあるのでやってみないとわからない部分が大きくあります。
一方で希望する業界については人それぞれです。
何を改善するために転職をするのかによっても異なってくるものです。

もし、100%通り希望する転職ができなかった場合、妥協できるもの、どうしても譲れないものなど、軸を持っていないと転職活動が長期化しやすい傾向があります。
納得できる転職先を見つけるまで、何度も面接を受けて、内定条件を比べていると精神的に疲弊していくことが多く、現職のお仕事にも影響が出る可能性があるので注意が必要です。

そうならないためには、有料のキャリア相談を利用したり、人材紹介会社を利用したり、専門家の目からいろいろと判断基準を教えてもらうことも必要になるでしょう。

転職活動を始める前には自己分析をしっかりしておくことで不安を解消することができるようになります。

自分にはどんなスキルがあって、何が得意で、どんな仕事が好きだったのかという過去を分析して、そこから自分が将来のキャリアとしてどこを伸ばしていきたいのか、何にチャレンジをしていくのかなど、キャリア地図をしっかりと描きましょう。

地図と羅針盤を手に入れたら、転職市場という大海原に出ていったとしても迷うことはありません。

3:自分のスキルや実績など、キャリアの棚卸をしてみよう
転職活動は初めての人だけでなく、転職活動をする人全般に言えることですが、面接はあなた自身のプレゼンテーションの場であり、評価される場であるということを忘れないでください。

不安を解消するためには、ご自身のキャリアについてしっかりと棚卸をして、プレゼンテーションのストーリーを作る必要があります。

自分のキャリアを客観的に見直してみて、どういう場面で成果をだしてきたか、どういうスキルを使ってきたか、他者と比べてどこが強みなのか等を整理してみましょう。

まず自分自身が自分の経験やスキルをしっかり理解して、セールスポイントを上手く伝えられない場合、そもそも採用面接で良い評価はされません。

内定が出た後の2つの不安

内定をもらった後に出てくる2つの不安とは、
1:現職から転職先へ入社するまでのスケジュールに対する不安
2:嫁ブロック、パートナーブロックなど家族に対する不安

1:現職から転職先に入社するまでの不安
よくある質問で「退職届を出してからすぐに受理をされるかどうか不安」、「引継ぎがスムーズに進むか不安」、「退職交渉が長引くかもしれない不安」などが多くよせられます。

内定後、30~60日の余裕は必要になるでしょう。
転職先の受け入れ体制を整えることもありますし、立つ鳥跡を濁さずではありませんが、しっかりと引継ぎをして転職をできるようにしましょう。

2:嫁ブロック、パートナーブロックなど家族に対する不安
これは最近増えている不安の1つです。
パートナーや家族についてはないがしろにしてはいけません。
男性で扶養家族がいる場合には必ず発生する不安です。
せっかく希望通りの転職先から内定が出たけど、家族の反対で泣く泣く辞退・・・というケースもあります。
通称嫁ブロックで辞退はもったいないですから。

それぞれの不安の解消をするためには

1:現職の退職のルールを確認しておくこと
退職のルールについては就業規則に書かれているケースが多く、就業規則を見たら解決をすることが多くあります。

基本的なルールは就業規則に書かれており、退職届の提出は30日前、60日前などと規定されていることが多くあります。
上司の対応によってはこのルールに則ることはありませんが、社内の手続きがしやすいようにするのが理想的です。

退職までの間に引継ぎをしっかりおこない、取引先や社内に挨拶をして、立つ鳥跡を濁さずで転職先に向かいましょう。

有給休暇の消化については、上司の理解度があるので、正論を振りかざすのはいいのですが、交渉事なので細心の注意を払ってください。
場合によっては消化しきれない可能性もあるので、それは割り切っていく必要があります。

もし、転居が必要な場合については、転職先も3カ月程度待っていただくことは可能ですが、通常は30日前後が基本であり、その後は企業人事と個別に交渉をして、転職先の初出勤日を決めることになります。

余裕をもってスケジュールを立てたとしても、退職交渉が難航をする可能性もあるので注意が必要です。

民法で14日前の退職届の提出でも退職は可能ですが、これは最終手段であり、退職交渉でこじれた場合など最後の切り札として使いましょう。

最近では退職代行サービスを利用する人もいらっしゃいますが、これを使う時はよっぽどの非常事態であり、奥の手としては持っておいていいでしょう。

2:パートナーや家族には腹を割って話そう
これはすごく重要なことです。
「ちくしょう!転職だ!」と考え始めたら、パートナーや家族には相談をするようにしてください。
反対をされることもありますが、逐一コミュニケーションをとることによって応援をしてくれますし、それがパワーになることもあるからです。

一方で、内定が出てから初めて伝えた場合「そんなの聞いてない!」と、断固反対されてしまう場合もあります。
社内の営業同様に、根回しを事前にしておくことで、心の地雷を踏まずに済むからです。

家族も「転職すると新しい場所で一からやり直しなんじゃないの?」「もし上手くいかなくてまた転職することになったらどうするの?」などという様々な不安を感じています。

早い段階で、転職活動をする旨、理由、今後の計画などを共有・説明することで、内定が出た時にサポートをしてもらえるような体制づくりをしましょう。

転職活動は1人でおこなわず、チームでおこなうといい!?

転職活動をしていますということはあまり周りにいうことはありません。
こっそりとひっそりとわからないようにやるのが基本ではありますが、1人で判断をしたり、調整をすることが大変な時もあるでしょう。

人材紹介会社を利用して、スケジュール調整や案件紹介を得る方法もありますし、有料のキャリア相談を利用して、転職活動のフォローアップやメンタリングをしてもらうことで、不安を解消することができるようになります。

人材紹介会社を利用すると、スケジュール調整や面倒な交渉事はお任せすることができますし、案件の紹介も得られるので、転職サイトに出てこない企業の案件を見つけることができる可能性が高い。

とくにポジションが上になればなるほど、人材紹介会社を利用する企業が増えているので、年齢を重ねているミドルエイジ層は転職サイトよりも効果的に転職活動ができる可能性が高くなります。

人材紹介会社のデメリットといえば、職務経歴書の作成ができない人が非常に多い。
効率を重視するあまりに自分自身で書き直してくださいということが多い。

企業の書類選考のポイントを知っている人もいらっしゃいますが、全体の1割いたらいいほうでしょう。
より具体的に企業の書類選考について教えてくれる人がいたら、弱いつながりでつながっておくと便利です。

有料のキャリア相談を利用することで、職務経歴書の作成、転職活動中のメンタリングなどをしてくれるサービスもあります。

元人事、元人材紹介を経験をしていたり、企業の採用責任者をしていた人がSNSでやっている場合も多くありますから、注目してみるのも1つの方法です。

第三者の客観的なところからアプローチをしてもらうことで、より深層心理に踏み込むことができたり、新しい自分を発見することができるようになります。

いい意味でいいところを利用するだけ、利用する時代です。
会社もいい意味で利用して、キャリアを積み重ねる方法を考えてみてください。

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