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20代は社会人の基礎体力をつける期間であるという3つのポイント

広告や説明会での要注意キーワード

次のような言葉がでてきたら、まず疑ってかかりましょう。
「20代のうちに責任のある仕事を任せます」
「人材→人財と書くことで、人財育成に力を入れています」
「企業は人なりといいますから、いろいろな人材が揃っています」
「年収1000万円も夢ではない…」などという言葉には要注意。

実はこの言葉がある企業というのは…
ブラック企業という可能性が大きい企業がよく使っているkeywordなんです。

就職活動の説明会や求人広告の内容、ホームページでよく使われている言葉です。
同じような言葉が並んでいるため、学生や転職者は差別化に苦しみます。
人事はプロパーが責任者の場合、井の中の蛙ということを知らずに使いたがる言葉です。

上記のようなことが本当であれば、人材輩出企業として学生や転職者から注目をされるでしょう。
おそらくこういう会社であれば、人材の定着率が高く、離職率が低いということが推測されます。
責任をもって仕事ができていて、年収も平均以上であれば転職する理由がどこにあるのでしょうか。
業績も右肩上がりで、大風呂敷を広げる拡大路線を取りにくいというのが本当のところではないでしょうか。

常識や思い込みを疑うこと

しかし、採用人数は10名以上の大量募集であったり、内定者も何百人をいる企業はないだろう。
少数精鋭で厳選採用をしていく企業がほとんどであるということがわかる。

年収についても前職給与並かそれ以上になる推測されるが、たいていの場合は、応相談という表記にしておりオファーまで年収が未公開ということが多い。

たいていの企業は現場に人材を育成することを任せてしまっていることが多い。
また、研修を自社ではなく外部へ委託してやっていることも多い。
そんな企業の中でアップしていくためには、ロールモデルを見つけることも必要である。

ロールモデルになるには…

20代、30代のうちに自分がロールモデルになるのか、それともロールモデルになる人を見るけるのかがポイントになります。
特に20代のうちにはいろいろなことにチャレンジをしてほしい。

人事異動以外に、他の支店への異動、海外支店への異動、他部署への異動などを通して、社内の人脈を築くことに力を入れながら、社内の信用預金をしっかりと蓄えてください。

アップするためには社内政治をうまくやっていないといけないことが条件になりますから。

そして、20代での経験というのは本当にキャリアのコアスキルに変わっていくことが多くあります。

漠たるものだったキャリア地図がしっかりとしたキャリア地図へと変化をしていく頃でもある。

会社を利用するぐらいの勢いがあるのであれば、実績を積んだ上で、他社でその経験を活かせるかどうかをチャレンジしてみてはどうだろう。

また、自ら志願をしてアウエーの地に身をおくことによって、スキルアップが早くなります。
必死にくらいついていかなければならないため、いろいろなことを吸収しようとします。
普段の仕事をこなすだけで3ヶ月後、6ヶ月後には成長していることが多くある。
只中ということは非常に不安であるが、1つ成功をすることで確信に変わっていく。
それが自信に変わる事になっていくものである。

ところ変われば働き方、役割も変わる!?

しかし、その過去の栄光や実績にぶら下がってしまうと意味がない。
大手企業出身者が中小企業に転職をした際には、フットワークが重く見える。
仕事が分業制になっているため、自分で統括している内容が完全に把握できていないことが多い。
専門家、スペシャリストかもしれないけれど、ゼネラリストではない。

そうすると部下を動かすことだけに専念をしてしまい、手柄を横取りしてしまうことになると、部下からの信頼も無くなり、その他の部署からも信用をなくすことにつながってしまうことになる。
大手企業出身者が優秀であるということは決してない。

人材輩出企業といわれる会社については、企業風土なのか、教育システムなのかはよくわかりませんが、自然に人材教育のシステムができているかもしれません。

ロールモデルはプロパー社員

どんな会社でも新卒採用だけで成立している会社はない。
スタートアップ企業であれば、中途採用だけという会社である。
プロパー採用ができるようになったのは、安定的な売上が成り立ち、企業ブランドができてきた頃になるとできるものである。

中途採用者は即戦力ということになるので、媒体で有名になることが多い。
その強者の中にはプロパーでその地位まで駆け上ってきた社員もいる。
人材輩出企業として有名な会社は雨後の筍のように人材が育つ土壌がある。

以前は人材輩出企業として有名だった企業が、
現在人材育成ができていないとなると、これは企業としての問題が大きい。
ノウハウが溜まっていないことを表していることに等しいからである。

人材育成が途中で止まっているということと、何らかの理由で企業が変わりつつあることを意味している。
そういう企業については注意が必要である。

淡い期待をしてしまい入社をしたら、現実が全く違って、すぐに転職をすることを決断せざる得ない状況になるだろう。
情報戦を制するものが就職、転職活動を制するわけである。

ロールモデルは1人ではなく、複数人見つけることが必要である。
1人の場合はその人が違うと思った時、ゼロに戻ってしまうことがあり、
ロールモデルとキャリアの突然死が両方訪れることになるから。

複数人見つけることができれば、イイトコどりをすることができるのと、
いろいろな思考性が入ってくるため、刺激も大きいというメリットがある。
同じようなキャリアを描いている人でなければ意味がないだろう。

まずは漠たるもので構わないので、自分が将来どういうキャリアを描くのか、どんなロールモデルの人がいて、どんな業界で活躍しているのか、
どんな会社で、どんな仕事をしているのかなどを調べてみましょう。

それから就職活動をする前に、ソーシャルネットやインターネットを使い、
いろいろな人にアプローチをしていくことが必要となる。
それからエントリーをする会社やインターンシップをする会社を選び、内定をもらうことで社会人としてスタートラインに立つことができるだろう。
内定ブルーということもなくなるのは、この方法である。

20代はキャリア形成ができる時代

20代はキャリア形成ができる時期であり、吸収力、発信力がハンパなく強い時期。
30代はキャリアの熟成期ということでマネージメントや専門性を深める時期。
40代はキャリアの完成期ということで、自分のキャリアの集大成の時期。

これは一般論に過ぎないけど、成長し続ける人たちというのは、いくつになっても貪欲にいろいろなことを吸収していく。
アンテナを張り巡らすのがうまいというか、何でも包み込んでしまうというか、情報については常にいろいろなところから入るようになっているから不思議である。

20代のうちに漠たる自分のキャリア地図をしっかりと書くことを忘れないでほしい。
貴重な時間であり、無理がきくじだいでもあり、無鉄砲に何でもできてしまう時代。
スタートして7〜8年で自分のキャリアの基礎が完成してしまう。

時間はあっという間に過ぎ去ってしまうものだから、強い意志と折れないココロが必要。
人と比較するだけでは劣等感の塊になり、持っている才能をムダにしてしまうかもしれない。
人は人であり、自分自身がどうなりたいのか、何をキャリアとするのかということを考えてほしい。

圧倒的な実績を持っていいたり、スキルを持っているということになれば、
会社はそう簡単に離すことができないだろう。
看板を下ろすことはススメない。

フリーランスになるということは相当な人脈、実績がなければ、成功を手に入れることができないからである。
しがらみや組織が嫌いといって飛び出したとしても、これは仕事をしていく以上、絶対に避けられないものであるから。

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