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面接官が気をつけておかないといけない7つの理由とは!?

採用面接の落とし穴?

最近では中途採用についても面接のみでなく、適性検査をおこなうことが多くなっている。
それは面接での所見のみが正しいとは限らないということを証明している。

そして時代の流れによって採用基準が常に変化をしており、以前はセルフスターター型が多かったが、最近ではビジネスプロデューサー、ビジネスデレクターが求められる様になる。

そのため、正解がなくなり人を相手にする以上、ちょっとでも違和感を感じると不採用にするケースが多くなっている。
優秀な人材ではなく、会社の歯車として活躍してくれる人を探している時代である。

ここから7つのポイントを上げながら、いろいろなテクニックがあることについてお話をしていきましょう。

1:能力の一部のみを過大評価すると人材を見誤る!

応募者を多面的な角度から評価をすることが大切です。
ハロー効果(一つのことの印象を他の部分にも反映をしてしまうこと。
「ここがいいな」とおもったらその他の部分までいい印象を持ってしまう。)に注意してください。
冷静に判断をして、評価をするようにしていきましょう。

よくある例が、中途採用でミドル層やシニア層で管理職のポストでの採用をするケースです。
プレゼンテーション能力の高い人や面接なれをしている人の場合、最初の印象で決める面接官もいます。
細かいスキルの話をする前に、自己紹介や退職理由などで採用を決めているケースもあります。
メラビアンの法則に騙されることなく、本当に必要なスキルを持っているかどうかを判断できるように、質問についても予定調和的なものではなく、本質を見抜くものにしてください。

2:面接官の先入観によっる人材を見誤る!

人は誰でもある種の先入観を持っているものです。
そのこと自体悪いコトではありませんが、より良い人材の採用にとってプラスになることはありません。
よくある例が、有名大学の出身者であるから、より良い人材に違いない。
あの資格を持っているから即戦力になりそうだ。
あの人の紹介だから間違いないとか。
いろいろな先入観を捨てることとニュートラルな思考で見れるかどうかがポイント。

3:公私混同してしまうと人材を見誤る!

採用のための面談、面接は公私混同をしてはいけません。
採用担当者にも勘違いしている人がいるので、そういう人はプロ失格です。

4:面接官の価値観のみで採用は人材を見誤る!

面接官の主観が客観的な考え方に従っていればいいのですが、そうでなければ人材を見誤る可能性が高くなります。
その結果面接官と価値観が同じような人材ばかりを採用してしまう。
素晴らしい人材、優秀な人材を見落としてしまう結果になりかねません。

5:可もなく不可もない判断は間違い!

いわゆる「評価中心化傾向」です。
こうした傾向は、面接官が応募者から本音を聞き出し損なっていたり、
応募者の人物像を見誤っていることに原因があります。
さまざまな切り口から質問をする工夫を凝らして、相手の本音を引き出しましょう。
「可もなく不可もない」との評価は、人を評価したことにはならないのです。

6:応募者の身なりや服装だけでの評価は人材を見誤る!

最近の若者はフォーマルな服装よりもカジュアルな服装を好む傾向があります。
また自分の考え方に忠実に個性的に生きることがモットーとしているように見えます。
見た目や服装が気に食わないという視点から人材評価に固執しないようにしましょう。

7:応募者の演出に翻弄されると人材を見誤る!

応募者の次のような言葉には注意が必要です。
体力には自信があります。
やる気だけは誰にも負けません。
残業は多いことに苦手意識がありません。
など、気になった言葉があった時には、その発言の真意と根拠をきくようにしましょう。

ほんの一例になりますが、面接には正解がありませんし、企業文化に合うからなどとフィーリングの採用をしている以上は、優秀な人材を採用できる確率は低くなると思います。
面接は役員や社長だけでないので、一緒に働く仲間、配属部署長なども巻き込んで、優秀な人材を採用するように心がけけていきましょう。


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