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要約力と読解力の差が!?

読解力と要約力が問われるSNS発信

文章を書く力も必要になるのですが、読解力もないと発信したことが間違って伝わってしまう。

読解力というと受験勉強の現代文の講義ではありませんが、長い文章を読むときには段落ごとに分けて読んだり、流れを見てここからは逆説とか、言い換えとか、頭の中で整理しながら読んでいく。

最近ではペーパーレス化が進んでいたり、スマホ1台で本を読んだり、新聞を読んだりする時代ですから、書き込んだり、付箋を貼ったりすることは本当に少なくなりました。

バスや電車の車内で移動中にスマホでゲームする人、本を読む人、SNSを読む人、音楽を聞く人など多くいます。

最近ではメモを取る代わりにスマホのメモ機能を使う人も増えています。
メモをとることで思考が整理されて、モヤモヤが晴れてくることがよくありますが、スマホがあれば何でもできるという人が9割いるから驚きです。

文章は少し難しく考える人が多いのですが、話しているように書いていくことから始めることによって徐々に文章力というものがついてくるのではないでしょうか。

いきなり100点満点の文章を1つ書いて、その後なかなかかけなくなってしまうよりは、60点〜70点ぐらいの文章をコツコツと書き続けることが成長につながっていくことになるからです。

読解力は原体験からきている!?

最近では読書離れと言われていますが、読書をすることによって読解力が身につくのはもちろんですが、新聞も忘れてはいけません。

どういうことがいいたいのか、どういう構成になっているのかなど、ちょっと気にしながら読んでいくと、文章の構成やフレームが見えてくるのと同時に、これがいいたかったのか?ということが見えてくるから不思議です。

新聞や読書の場合はそのままページに書き込みをしたり、付箋を貼ってメモをしたりすることができますが、電子版になるなかなかできにくいのが現状です。

そのため、頭の中で整理をしようとするのですが、脳内では自分が今までに体験してきたことと文章がリンクしていくことになって、自分が体験してきたことのように理解されてしまっていることが多い。

そのため、間違えに気づかずに要約をしてしまうと、間違った情報に背びれ、尾ひれがついてしまって、意図していることと全く違うことになってしまう。

読解した人が発信者として書き込みをすると、本来の意味での内容ではなくなり、その人のフィルターを通して解釈することになるため、全く違う意味のもの担ってしまうこともしばしばあります。

同じような体験をしていないこともあり、これはビジネスの世界でも同じことがいえるのではないでしょうか。

各世代によって、常識が異なり、体験してきたことが異なるため、自分が体験してきたことがOKだと思っていたら、コンプライアンスに引っかかる事になってしまったりすることもしばしば。

例えば、今のミドルエイジが管理職になった頃から、コンプライアンス重視ってことになって、セクハラ、パワハラ、モラハラ、アルハラ…とたくさんのハラスメント地獄に入ってしまった。

ミドルエイジが若手だった頃は、灰皿が飛んできたり、新聞を大声で読まされているフロアでデスクの下に潜り込んでアポ電したり、外回りでサボっていたら懲罰の対象になったりと、理不尽と不条理の世界で育ってきた世代。

スマホ1台あれば録音されてしまって、音声データが流出することもある時代だからこそ、叱ったりすることができなくなっている管理職も増えている。

言い換えれば、信用と信頼がなくなってしまったことが原因なのかも知れない。

それと同じことがSNSやインターネットの世界でもいえるのではないだろうか?

炎上商法ということで注目を集めたりする人もいますし、重箱の隅をつつくようなことをコメントしてくる人もいます。
正義、正論を振りかざすことで、自分の承認欲求を満たそうとしていたりする人もいます。
使い方を間違えないよにしないと、疲弊していくだけかも知れません。

SNSでビジネススキルをアップさせる!

SNSは要約力をつける上でも、読解力をつける上でも、訓練の場になるから、やり続けられるのかもしれません。

忙しい、ネタがないという人もいらっしゃいますが、これから人材流動期に入ることになると、発信力がないとついていけなくなってしまうでしょう。

情報の読み手がどう読み取るかを想像して書かないと、間違った情報に変換をされてしまう可能性も高い。

書き言葉と話し言葉では少し違ってしまうし、読んだ人の読解力や原体験によって、情報の変換の仕方が違う。

文章構成力というのはTwitter、Facebook、LinkedIn、Blogでも、いろいろなところで使われるフレームワーク。

長い文章だと構成力が問われて、短い文章であれば無駄な言葉をどれだけ削げるのか。

タイトルと160文字ぐらいのスクロールをしない部分で、いかにつかめるのかによって、最後まで読んでもらるかどうか。

その後、展開とストーリー性をもたせることによって、最後まで読んでくれる可能性も高くなっていく。

メルマガ作成も同じ。
タイトルで開く?開かない?
スクロールをしないところで、つかめる?つかめない?
キーワードが入っている?入っていない?

テクニックよりも楽しく、面白く書いていることが、共感を得られる可能性が高いのかも知れません。

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