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常にアンテナを張り巡らす4つの方法

最近よくあるのが、業界関係者でコミュニティーをつくること。
ソーシャルネットの普及によって、昔のように毎回顔を合わせてということをしなくても可能になりました。
名刺交換をした際に、「facebookつかっていますか?」「リンクトインつかっていますか?」「ラインを教えてください」「ユートラストを使っていますか?」「差支えが無ければ申請してよろしいでしょうか?」という挨拶が増えたものである。
業界関係者で群れることは悪くないんですけど、他業界と交わることで新しい視点が出てきたり、ビジネスプランが出てきたりするものではないでしょうか。

業界関係者で群れる事によって、傷のなめ合いになっていませんか?

特にエージェント業界はそういう傾向が強いんです。
自分たちのサービスについて意見を聞くとか、勉強のために交流会に出てくるとかではなく、社内では言えない愚痴を発散するために来ている人も多い。
最近特にそれを感じることが多いので、懇親会という名の飲み会にはあまり参加をしないようにしている。

会社の役付きの人たちが日頃相当虐げられていて、愚痴をこぼす場がないので、そういう交流会で発散しているんじゃないかと思うことが多くある。
人材ビジネスは景気に左右されやすくなり、採用のハードルが高い為なかなか決定しないことが多い。
また、候補者も複数社エントリーしていて、オファーレターを並べて考える人が多くなっており、自己応募で内定をもらった会社で決めてしまったりするケースも少なくない。
これこそ職業選択の自由ですから、候補者が選べる状況にあるということです。

社員教育ができていますか?と聞きたくなることが多い。

エージェントがグリップをしっかり握ってくれていれば内定承諾になることも多いんですが、最近はそうとも限らない。
グリップを握っているつもりで、候補者に握られているケースが多く、それに気づかないエージェントも増えている。
エージェントの価値が下がっていることを示していることになる。

候補者に興味を持って面接をしなければならないが、業務の生産性やタイムマネージメントという言葉が先行をしてしまい、ヒアリングができていないケースが多くあります。
他者の状況を聞きながら、選考スピード、内定承諾のポイントなどを私も面接中に15分程度で聞くようにしている。
アテンドから待ち時間をうまく利用して、候補者さんと雑談を多くすることによって、リラックス状態にして、本音を探る習慣がそうしているのかもしれません。
それから面接に入るので、信頼関係ができていることが多いんです。
そうすると、面接終了後の感想を決済者に話をする際のネタにもなる。

エージェント側もやっている人もいますが、できていない人も多い。
最後のガードを崩すことができずに、「他社決になりました。」ということ言ってくる。
「なぜ、他社決なんですか?」と聞くと、「内定をもらったタイミング早かったみたいです。」と答える。
「その話は事前にきいていましたか」と聞くと「いいえ、御社の内定を伝えた際にでました。」と答える。

これでは、エージェントと応募者の間でコミュニケーションが取れていなかったことを意味しています。
状況は刻々と変化をしていくので、優先順位、希望順位も変わっていくのが当たり前です。
企業から候補者へアプローチが出来ないため、状況が変わっていることについては、エージェントに確認をするしかないのです。
いくら早く内定をだしても、他社決になった時には印象が悪くなるのは避けられません。

コミュニケーション、ヒアリングができていない

担当者がコロコロ変わってしまったりすると、企業の情報がちゃんと引き継がれておらず、優先順位も変わる。
引き継がれた方は、今までのクライアントとの優先順位を入れ替えることになるのが、企業が求めている優先順位にランキングするまでには相当な時間がかかる。

なぜなら、自分が得意にしているクライアントと仕事をするほうが楽であり、引き継ぎはやらされている感が強いから、ランキングが下位になってしまうものである。
信頼関係をイチから作らなきゃいけないし、会社のことを理解するまでにも時間がかかるため、相当な労力をさくことになるから、できれば売上にすぐ直結するところを選択するのが正解だろう。
そうすると、企業も他のエージェントへ触手をのばすことになる。

異業種交流会だけではなく、いろいろなところに飛び出していこう

未来のキャリアはいくらでも変更ができるが、目的を持って仕事をしていないと意味がない。
仕事が出来る人の基本として、コミュニケーション力の高さがあげられる。
メールについても返信が早く、電話でも話が早くつくことが多い。
グリップを握って仕事をすることが多いので、相手に振り回されることはない。
スケジュール管理もちゃんと出来ているから不思議である。

アンテナを張り巡らせることがすごくうまい人が多くおり、異業種交流会や同業種の交流会以外にもどんどん出席をしている。
インタビューをしてみて気づいたことがある。
直感を信じていること、先入観や思い込みをなくしてその場に参加をしていることが多く、いろいろと刺激になっているのが特徴である。

以前にこんな話を聞いたことがあった。
先入観や思い込みは判断を妨害するものであり、直感でこれだと思ったものをとことん追求してみることが成功への近道であり、自分をより高いステージへ上げていくものなんだよ。
これはあたっている。同じ仲間と一緒にいるということは居心地がいいものであり、嫌われたくないから率直な意見を出してはもらえないことが多くなる。利害関係者なら特にそうである。

しかしアウエーに乗り込むことによって自分が必要とする人や必要とされる人を見極めることができる。
素直に意見を言えることも多くなり、自分の価値を示さないといけなくるからである。
そうすることで、新しいビジネスのネタやアライアンスパートナーが見つかったりするものである。

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