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面接はコミュニケーションを楽しむ3つのポイント
学ぶものではないのがコミュニケーション力
いろいろ聞くことがあるのは、大学や人材会社などがおこなっている就職対策としてのコミュニケーション力を身につけようという講座やセミナーは、実をいうとあまり役に立たないことが多い。
またこういうところでコミュニケーション力を学んできた学生というのは、
面接をしていてすぐに見破ることができる。
つまらない話をすることが多いので、こういう学生はすぐに分かる。
面接官から見ていると、こちらが求めている質問の答えに対して、ストライクゾーンの答えをしていない学生がほとんどである。
たとえば簡単な自己紹介をしてくださいという質問をすると、自分の強みについて永遠と話をする学生がいる。
こういう学生についてはお祈りメールを送ることになる。
いくら書類を持っているからといって、自分の名前や出身大学を飛ばした瞬間、おいっ!とツッコミながら、こりゃ駄目だとういう判断をしてしまう。
また、自分が好きなものについて3分ぐらいでお願いしますというと、自分の強み、いままでに苦労してきたこと、志望理由などを永遠と話す学生がいる。
そうじゃーないんだけど…と思いながら、面接評価表にはCに丸をしてしまう。
コミュニケーション力を身につけるには
一番効果があるコミュニケーション力がつくためには、いろいろな人との交流を持つことも1つであり、アウトプットをしていくことも1つである。
ソーシャルネットで弱いつながりができるわけであり、いろいろな社会人とつながっている学生もいるわけですから、社会人とつながることでコミュニケーション力を磨くことができるでしょう。
大学や人材会社がやっているセミナーや講座では、「質問プラスα」と言われていますが、コミュニケーション力の基本は人との交流をすることです。
就職サイトや就職の赤本に書いていることを必死につめ込むことはよくない。
面接は相手との掛け合いであり、筋書きのないドラマですから、予定調和の通りにいかないことが多くあるし、企業文化にマッチするかどうかを判断するのに、一般的に通用しているテクニックが使えるとも限らない。
まずはいろいろなところに行っていろいろな社会人と交流をする。
年配の人に受けやすい話し方、ミドル層、若手層に受けやすい話し方は違いますから、ちょっとしたことからいろいろなことを学んでいくのがコミュニケーションです。
身近にいる両親や親戚、知り合いとの話をすることでコミュニケーション力を身につけることができます。
それ意外にもアルバイト先の社員の人や常連さんなどとの会話をすることで、真のコミュニケーション力を身につけることができる。
カフェでいろいろと作業をしているよりも、シェアオフィスやセミナー後の飲み会などに参加をして、いろいろな人達と会話をすることで、鍛えられていくことになる。
決して一人で解決することはできないし、いろいろな人を巻き込んでいくことが必要です。
面接は会話をすること
面接は知の格闘技であり、正解のない方程式を解くことになりますから、
万人受けする鉄板ネタは絶対にありません。
金太郎飴のような回答が多くなるということは、グループ面接の場合マイナスになります。
また、奇を狙って面白エピソードや笑いを取りに来る学生もいますが、TPOをわきまえないと、お祈りメールがドンドン送られてくることになるでしょう。
緊張をしているからこそ、上手い答えが出ないというのは面接官はわかっています。
面接官は、自分の会社の文化にあうのかどうかという視点で採用、不採用を決めている企業がほとんどです。
人材育成をしていきたい、部下にしたら面白そうだというイメージができれば、内定獲得への道も広がっていくのではないでしょうか。
才能がある、ないを判断する前に、面接で会話ができているかどうかで判断をされています。
面接という言葉や場の雰囲気に飲み込まれてしまうこともありますが、面接官を普通の人だと認識をすれば、話しやすくなるでしょう。
間を嫌う人もいますが、間が開いてしまってもいいんです。
沈黙というものも1つの印象を与えることができ、その後の回答が完璧であれば、ちゃんと考えて答える人というイメージを与えます。
敢えて予定調和を壊す
自分のことをちゃんと棚卸しができているのか、テクニックの小手先理論かということがわかるのは、「質問の角度を変えて3度聞くこと」です。
「なんで、どうして、どうなった?」というように質問の角度を変えながらも軸をずらさずに質問をすることによって、予定していた回答数がなくなるか、同じことを聞いていることはわかっているけど、涼しい顔をして答えるのかでは大きく変わっていくことになる。
面接官によって違いますが、興味をもっていろいろな質問をする人もいますし、前向きに聞きたいということから質問をする面接官もいます。
ここで表情にイラッとしてしまったり、また同じことを聞いてきたなぁ〜と表情を崩した瞬間に、面接官はお祈りメールを送ることが多くあります。
仕事はチームでやっていくものですし、同じことを言われたりすることはよくあります。
そのときに、素直さと謙虚さがないと判断をされてしまうからです。
自己開示をすることは面接でも求められますし、緊張して伝わったかどうかは関係ありません。
面接官の質問に対して誠心誠意答えられたかどうか、面接官には伝わっていることがよくあります。
失敗してもいい、予定調和を壊されたら、自分らしく、自分の言葉でしっかり伝えることがポイントになります。
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