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ブラック上司になる人の7つの特徴

ブラック上司を見つけるためには

どの職場にもいるのがブラック上司と言われる人。

なぜ、転職を決意する前に気づかなかったんだろうと後悔しても時すでに遅し。

私も大手からベンチャー企業まで幅広く採用支援や人事として勤務をしてきました。

そうするとある程度見極めることができる共通点がそこにはありました。

今回はそうならないためには、面接から観察をすることで見抜く7つのポイントについてお話をいたします。

1. 面接に遅れてくる


ある時、採用を担当する管理職のオフィスの外に座り、自分の面接を待っていた。

彼は面接予定時刻の10分後に現れると、うんざりといった様子で「また面接か。やることが山積みなのに」とこぼした。

彼は私の面接を忘れていただけでなく、自分の仕事を嫌っていた。

危険な組み合わせであり、避けるべき上司。

また、面接時間を過ぎても表れず、やっと表れたと思ったら遅刻に対する謝罪もなく、面接を始める面接官。

こういうタイプもできるだけ避けた方がいい。

タイムマネジメントができておらず、仕事ができない上司の可能性が高い。

人間性もあまり良くなく、会社では孤立している上司の可能性もあるからだ。

2. 面接で不快な質問をする

面接で、子供の数や既婚かどうかなど、不快な質問をされることはあるだろうか?

採用担当者は、人種、宗教、出生地、性的指向、性自認、心身の障害などについての質問をするべきではない。

このような質問をする管理職は訓練や経験が不足しているか、倫理面で問題がある可能性もある。

年配の面接官に多くおり、プライベートを知ることで共通点を探る目的というが、一歩間違えればセクハラ、パワハラ等といわれてしまう。

聞き方、伝え方が9割であるのだが、人の事を気にせずゴーイング・マイ・ウェイの上司に多い特徴。

3. 他の社員から避けられている

採用を担当する管理職のオフィスや面接会場の会議室に向かって廊下を歩く時、他の社員がその管理職に対しどんな態度を取るかに注目しよう。

足早に立ち去ったり、つい立ての後ろにさっと身を引いたりしていないか?

他の社員がその人を恐れたり避けたりしていないかを観察しよう。

フロアのトイレでも観察ができる。

打ち合わせ後の社員が上司の悪口、お客様の悪口を言っている会社というのはたいていギスギスしている。

そういう会社は離職率が高い傾向があるので要注意。

4. 面接に集中しない

採用を担当する人は、候補者との面接に100%集中するべきだ。

面接中にメールをチェックする、電話に出る、メールを打つ、誰かと話すなどの危険信号に注意しよう。

面接中にあなただけに集中してくれない上司の下では働いてはいけない。

最近ではスマホをいじる面接官、スマホをテーブルの上に出しておき、着信や通知を気にしている面接官がいます。

面接に集中しておらず、忙しい人アピール、仕事ができるアピールをしたいと考えているケースが多く、たいていの場合仕事ができないのが特徴。

5. 難しい質問をしない

適材を見つけるには、話をしっかりと掘り下げ、質問をする必要がある。

そのため、知識、スキル、経験について難しい質問をしてこない管理職は要注意だ。

本来ならば「~の場合、どうしますか」といった質問であなたのスキルを試したり、経歴についてなるべく多くのことを知ろうとしたりするべきだ。

難しい質問をされない場合は、疑ってかかろう。

考えられる理由は2つある。

1つは専門性がないということ。
もう1つは不採用にしたい意志の表れだということ。
面接官のタイプにもよりますが、面接時間を短くして業務に戻りたいと考えるケースもあるので、深く掘り下げない場合もある。

6. その職務での成功には何が必要かを明示できない

人材採用を決める管理職は、あなたが面接を受けている職務で成功するにはどうしたらよいかを知っているべきだ。

これには、必要となる知識、スキル、経験、学歴、心構えなどが含まれる。

また、その仕事で成功した人や、その成功の鍵となった特性についても語れるべきだ。

このような情報を知らない人は、採用責任者になるべきではない。

ほとんどの企業でプロパー出身者だと人事異動でやっているからということが多い。

中途採用で入ってきた人については、明確なMISSIONと情熱を語ってくれるケースが多くあるので、プロパーか中途採用かを確認してから判断をするのがいいでしょう。

7. 目標やビジョンがない

採用を担当する管理職が、自分の部署のビジョンや目標をはっきりと述べられなければ、それは問題だ。

自分が何をしているのか分かっていない上司の下では誰も働きたくないだろう。

よくあるのが、ホームページの情報とは違うことをいう面接官もいるので、ホームページの情報は最低限覚えておく必要がある。

毎年変わっているのはわかりますが、数年前の話から現在に向けて話ができない時は要注意。

悪い上司を見抜く最高のタイミングは、仕事のオファーを受け入れる前にある。

面接に行く前にこれら7つのポイントを見直せば、仕事を受けるべきか否かについて賢明な判断ができる。

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