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情報の本質を見抜く!?3つの勇気

テレビ番組で公開添削をされる履歴書

前提としてテレビは演出というものがあり、そのシナリオ上に編集されたり、演者は演出に合わせて演技をしているということを忘れてはいけない。
それを難癖をつけるレベルであるというのも問題のすり替えである。

上場企業の考え方とベンチャーの考えは違うということを忘れないでほしい。
大手企業についてはエントリーシートだけで数千枚から数万枚送られてくるのだ。
通常業務と採用の両方を掛け持ちする形になるので、しっかりとエントリーシートを読み込む時間が無い。

これは人事担当者のエゴだと言われることもあるが、採用手法を変える必要があるのはわかっている。

しかし、人員を増員することができず、他部署から異動をさせるということも現場力が問われることになる。
採用にコストを掛けたくないというのが企業の本音である。

経営者視点からいうと採用担当者を増やすということは営業が1人減るということは会社全体の利益と天秤にかけられる。
そうすると最小限の人数でいろいろな部署長を巻き込みながら、面接をしていくというのが手段である。
従業員数が1000人単位でも数人で採用を回していることも多くあります。

これはバブル経済崩壊後、失われた20年とも言われているがその時代に間接部門については縮小して、営業部門などについても少数精鋭でやるということが必要だと思われるようになった。

リストラや早期退職が行われていたのは会社を倒産させないためにはどうしたらいいのかというのと、働かないおっさん達を追い出すための口実だったのではないだろうか。

間接部門にいるということは崖っぷちという人もいる。
定年退職まであと数年問題を起こさずに会社員人生を全うしようという人もいるし、花型の営業から強制異動させられるケースも多くある。

人事のトップというのは経営者の味方にもなるし、敵になることもある。
人事とは経営者と一緒になって戦略を考えなければいけない。
それなりに社内での信用がある人が採用責任者になるケースが多い。

難癖という前に、自分自身の履歴書、エントリーシートを見なおしてみましょう。
当たり前のことをバカにせず、ちゃんとできる人は、仕事もできるという思い込みと先入観がそうさせているのかもしれない。
その会社に合わせて戦略を考える必要があるのですが、まずは相手に隙を与えない履歴書やエントリーシートをつくる様にしましょう。

エントリーシートや履歴書は自分の分身

エントリーシートの枠をはみ出す、ラインを超えてしまって文字を書いてしまう、鉛筆の下書きがしっかりと消えていないことなどをチェックするのは、数千枚から、数万枚の中から、面接に進んでもらうのを決めることになる。

大手企業の選考方法は次の通りにやっている企業が多い。
1:インターネットとでの応募
2:学校名で選別をすること
3:会社説明会に参加をしてもらう
4:エントリーシートで面接進出者を決定する
5:面接で内定者を絞り込む
6:フォローや内定者アルバイトで囲い込み

大手企業の場合は、エントリーシートや履歴書については細かいところまでしっかりと戦略を立てなければ、面接までススメることは無いということになる。

文字が汚い、きれいと言う前に、相手に呼んでもらうにはどうするのかを考えてほしい。

性別の欄にしっかりと丸印で囲んでいるかどうか。
しっかりと慎重に書いていれば、起点と終点が一致する形になる。
ざっと丸印をすると起点と終点がズレてしまう。

印鑑についても同じようなことがいえる。
しっかりと押されていること、ちゃんとまっすぐに正しい方向で押されていることが必要である。

枠内にしっかりと収めることも必要です。
枠をはみ出して書くということは事前準備不足として見られてしまってもおかしくないからです。

鉛筆の下書きが消えていないというのは、これも他人に読んでもらう書類には遠い。

最近ではパソコン、スマートフォン、タブレットがあるわけですから、
そちらで下書きをしたうえで、文字のサイズを考えて文字数も考える必要がある。

写真は特に注目をされがちになる部分である。
しっかりと枠を書いているのであればそこに合わせて貼るというのはもちろんです。

最近ではネットプリントもあるので、写真を切るときにまっすぐに切れているか確認をしましょう。

はさみで写真を切り抜くと曲がってしまったり、余白が残ってしまったりする。
カッターを使っても曲がってしまうこともよくあることです。

できれば写真屋さんでしっかりとサイズカットをしてもらうようにしましょう。

焼きまわしてもいいので、まっすぐきっちり切れている写真を使うようにしましょう。

企業規模によって戦略を考える必要がある

上場企業や大手企業とは違う視点で見ているのが中小企業やベンチャー企業の場合である。
なぜ違う視点での選考をしているのかということを考えてほしい。
上場企業や大手企業の場合は待ちの姿勢でも十分な採用母集団が形成させる。
中小企業やベンチャー企業の場合は攻めないと十分な採用母集団ができない。

そのため、書類に関しても数百枚程度になることが多い。
しっかりと読み込んで、自分の会社のことを理解してくれているのか、
活躍をしてくれる確率が高いと感じる学生については面接に来てもらいたいと考える。

細かいことで不採用メールをお送りするよりも、ちゃんとあって話をしてみたいと感じている担当者が多い。
本当に優秀な学生を書類だけで判断をすることができないというのと母集団の形成ができないのが理由である。
しっかりと会社のことを調べた上で、自分のことをアピールすることが必要になるでしょう。

業界業種によって戦略が変わるということを覚えておくといいでしょう。
大手企業になればエントリー率も高くなるということは、些細な事で落とされることもある。
ちょっとしたことが落選する原因になるので、これでもかというくらいまで念入りに書くようにしましょう。
中小企業やベンチャー企業の場合はしっかりと自己分析をしたうえで、戦略的に書くことが求められる。


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