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人生が劇的につまらなくなる理由 損得勘定と他人のものさし

損得で選択する?それとも...?

1.損得で選択する時代

先日参加したセミナーのなかで、子供時代を振り返るワークがありました。

子供の頃と今を比べると、使えるお金も増えたことで出来ることは増えたけど、なんとなく人生そのものがつまらなくなっている事に気付いて1人で愕然としていました。

なんで人生がつまらなくなったのか・・・

その後何日かぼんやり考えていましたが、今朝その理由がわかりました。

それは、損得で選択しているから。

商品を購入するときは、コストパフォマンスを考えている。

インターネットで購入する場合は、レビューを端から確認する。

初めて行く食べ物屋さんなら、まずランチを食べて試してみる。

欲しいから買う。

食べたいから食べる。

というような、欲求をそのまま次の行動に移すのではなく、慎重に検討してから行動することが習慣になっていました。


2.賢くなった証?

欲求のまま行動する。

すべてに対して、このような衝動的に行動していたら、人生メチャクチャになってしまいます。

だから、慎重に検討することが必要。

先人の知恵を生かすことは、以前より賢くなった証かもしれません。

しかしそればかりだと、他人のものさしで選択することになります。

自分の人生を他人の評価だけで決めている。


3.膨大に増えた情報量

現代社会は、情報や選択肢が溢れかえっている時代です。

スマートフォンの登場により、情報量が膨大に増えました。

いつでも、どこでもインターネットにアクセス出来る。

それだけ、私たちは常に何かを選択する機会に直面しています。

仕事やプライベート、あらゆる場面で選択を迫られる中で、私は無意識に損得や他人のものさしで選択や判断していることに気付きました。

そして、それが、人生をつまらなくしているのではないか。

損得勘定とは、得られる利益と失われる損失を比較して、どちらが大きいかを判断する方法です。

損得勘定は、合理的な判断を下すための有効な方法であり、仕事ではとても大切な判断基準になります。

しかし、それを個人の人生に持ち込むと、不都合も生じるのではないかと思います。

す。しかし、その一方で、デメリットもあります。


4.人間はロボットではない

コストパフォマンス

投資対効果

仕事では、これが最優先されます。

なぜなら、利益の拡大が企業の使命だから。

しかし、人間は利益の拡大ではなく、幸福の拡大が生きる目的だと思います。

そして人間には感情がある。

感情を満たすことも幸福の拡大につながります。

損得勘定で選択していると、目の前の利益や損失にばかり目が向き、視野が狭くなってしまう。

また、失敗というリスクを回避するため、新しいことにチャレンジしにくくなります。

では、どうしたら人生が楽しくなるかも考えてみました。

それは上記の逆のことをしてみることになります。

短期的な利益だけでなく、長期的な利益も考慮すること。

失敗を恐れず、新しいことにチャレンジする機会を増やすこと。

1年後、3年後といった少し長いスパンで判断する。

また、やりたいことがあれば、始めてみる。

私は以前から、1年後や3年後のビジョン(ライフ・キャリアデザイン)を考えていましたが、再度それが他人のものさしで選択していなかったか検討してみたいと思いました。

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