志望理由のNG例と改善点
こんにちは。私は人材紹介会社『キャリエイブル-careerAble』の代表をしております下田由紀と申します。
面接で一番大切なのは「転職理由」と「志望理由」です。前回は「転職理由のNG」について書きましたので、今回は「志望理由のNG」について皆さまにご紹介したいと思います。
好印象を与えるためには、具体的なエピソードを交えながら、なぜその企業で働きたいのかを熱意を持って伝えることが大切です。
志望理由のNG例と改善点をいくつかご紹介します。
よくあるNG例とその理由
「御社の経営理念に共感しました」
抽象的で、どの部分に共感したのかが具体的に伝わらないため、他の応募者との差別化が難しいです。
「御社で成長したいです」
成長したいという気持ちは大切ですが、漠然とした表現では、企業にどのような貢献ができるのかが分かりません。
「仕事内容が自分に合っていると思います」
自分に合っているという根拠が示されておらず、自己理解が浅い印象を与えます。
「福利厚生が充実しているから」
給与や福利厚生にばかり目が向いていると、仕事に対するモチベーションが低いと判断される可能性があります。
改善策
過去の経験が活かせることを具体的に説明する
できる限り具体的なエピソードを結びつけて説明することで、志望動機がより説得力を持つようになります。
自分の強みを発揮して貢献できることをアピールする
企業が求める人物像と、自分の強みを結びつけることで、なぜ自分がその企業に貢献できるのかをアピールできます。
熱意が伝わるよう「逆質問」をする
企業からの質問に回答するだけでなく、企業への逆質問も事前に用意して積極的に質問すると、自ずと熱意が伝わります。
企業研究を深める
企業の事業内容、ニュースリリース、開示資料などを深く理解し、なぜその企業に興味を持ったのかを具体的に説明しましょう。
志望動機を作成する際のポイント
企業側へのメリットを伝える
企業にどのような貢献ができるのかを具体的に説明することで、採用担当者の心を掴むことができます。
他の応募者と差別化を図る
他の応募者との違いを明確にすることで、あなたならではの強みをアピールできます。
アドバイス
志望動機はシンプルに。でも何度でも練り直す
まずは自分の素直な気持ちを言葉にしましょう。
完璧な志望動機を作るのは難しいですが、転職理由との整合性を重視して、構成をしっかり組み立てることでより良いものができます。
転職エージェントに添削してもらう
客観的な意見をもらうことで、より良い志望動機に仕上げることができます。
キャリエイブルでは、志望動機について、もっと具体的に聞かせていただければ、より適切なアドバイスをすることができます。
例えば、
志望している業界や職種は?
その企業を選んだ理由は?
過去の経験で、この仕事に活かせるものは?
など、具体的な質問に答えてみてください。
一緒に、皆さまにとって最高の志望動機を作り上げていきたいと思います!
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