2022年を振り返って【キャリコンサロン編集部】

2022年12月31日 23:52

キャリコンサロン編集部、土曜日担当の塚田亜弓（＠Tsuka_a）です。キャリアコンサルタントとして活動しております。2021年4月より、キャリコンサロンの仲間とともに、毎日noteマガジンを更新中です。

今年は毎週かかさず記事更新とはいかなかったので、来年はもう少し更新できるように頑張りたいです。日頃さまざまなところで自身の活動を発信する機会をいただいているため、こちらのnoteではできる限り、仕事ではなく個人的なことを綴っていければと思っています。

今週のお題は「2022年を振り返って」

会社を設立して、まもなく７年目に突入します。
創業以来、オファーをいただければ全国どこでも、お客様の事業所に出向き対面でのカウンセリングを行ってきましたが、その地域をゆっくり散策する時間がなく走り抜けてきました。外出自粛をしながらも、仕事を目的にせず訪問した今年のベストプレイスをご紹介させていただきます。

今年訪れてよかった場所ベスト3

第３位　富山県（6月10〜11日）

インテック大山研修所をお借りして、今野浩一郎先生はじめ人事領域でご活躍される先輩方とご一緒させていただきました。

「シニア社員の複業制度」「定年制度改正人事企画の実施」「シニアから見た昨今の法改正」をテーマに取り上げ、発表とディスカッションをおこないました。完璧な環境での研鑽と交流、とても有意義な時間でした。生涯研鑽に励みたいです。

そして、富山は美味しいものづくし。
松月の白エビづくし、廻転とやま寿司、関野屋の鱒乃寿し、富山の日本酒（立山、成政）・・・

チャーミングな女将の接客を受けながら、一年分を超える白エビをいただきました。

第２位　滋賀・京都（5月20〜21日）

旧伴家住宅（きゅうばんけじゅうたく）は、江戸時代初期の豪商「伴庄右衛門」が本家として建てた商家です。正面からみると二階建てに見えるが、三階建て。限定公開となっている三階は、広い空間の天井を登り梁が支えていて圧倒されます。

La Collina - ラコリーナ近江八幡 - たねや
自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。「次の世代へつなげていくため」というメッセージを肌で感じる視察でした。

五個荘近江商人の町を散策
五個荘（ごかしょう）とは、近江商人の発祥の地として広く知られ、白壁と舟板塀の蔵・屋敷や優雅な庭園など、町内のいたるところで見ることができます。
近江商人とは、近江に本拠地を置く他国稼ぎ商人のことで、近江八幡・日野・五個荘から特に多く輩出しました。取扱商品は呉服・太物・麻布など繊維関係が主で、活動範囲は関東・信濃・奥羽地方と畿内が中心でした。

五個荘商人の経営活動を支えていたのは勤勉・倹約・正直・堅実・自立の精神で先祖を大切に、敬神の念を常に忘れず、成功しても「奢者必不久」、「自彊不息」の心で、公共福祉事業に貢献しました。
近江商人の子孫として、「三方よし」の教えを実践し続けているツカキグループの塚本喜左衛門社長からお話を直接お聞きする機会をいただき、掛け軸も見せていただきました。

三代の図（長者三代鑑）
どんなに初代が懸命に働いて財を成しても（下）、2代目（後継ぎ）が趣味にうつつを抜かせば（中）、3代目（子孫）は路頭に迷う（上）、という教訓を表している

・初代の精神を忘れてはいけない
・志、世の為、人の為に尽くし
・早寝、早起き、懸命に働く生活習慣
・倹約
・仏教、因果応報
・祖先を尊む

「近江商人　三方よし」
「売り手によし、買い手によし、世間によし」
その意味は、「商いというものは、売り手も買い手も適正な利益を得て満足する取り引きでなければならない。そして、その取り引きが地域社会全体の幸福につながるものでなければならない」という共存共栄の精神を表しています。
企業の役割、顧客への責任、社会への貢献を果たす、三方よしで事業を行っていきたいです。

「積善の家に必ず余慶あり」
善い行いをすれば、必ず、思いがけない慶びごとがやってくる。