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キャリアについて、じっくりとどっしりと希望を持って考える。

先日、中堅層の女性陣で座談会をしました。

全員が新卒でセールスとして入社しキャリアを進め、セールスでますます経験を積んでいるメンバーや、キャリアチェンジをして業務の幅を広げているメンバーと、参加者の状況はそれぞれ。

キャリアについてじっくり考えたり誰かと話したりする機会を意図的に設けられていなかったことがきっかけで、女性特有の健康問題やライフイベントに関わる話が会社でラフにできたらいいなと思い今回の座談会を企画しました。

日々、業務にマネジメントにと忙しい私たちですが、こういった第二領域の分野に目を向ける機会はとてつもなく大事ですね。

むしろ第二領域と思いきや、自分の心身の健康が保たれている状態というのは第一領域にダイレクトにかかわってくると思うと、こういった話題も本質的には第一領域なのでは・・・?とさえも感じます。

実際に話したのはこのような内容。


キャリアの現在地と今後の展望
(話せる範囲で)自身の健康状態
(話せる範囲で)自身の家庭状況


予定していた1時間よりも盛り上がり、最終的に1時間半くらいみんなで話していました。

参加者の感想の一部です。

同世代のメンバーの価値観や現在の考えを聞いて、自分だけが悩んでいる訳じゃないんだと思えて少し気が楽になった。

誰に相談するでもなく、自己解決するものという無意識な決めつけがあったのでこれからはキャリアについても具体的に月経などについても言葉にしてみて、それで誰かの助けになれたらいいなと思った。

体のことは少し恥ずかしい思いもありなかなか話題にしづらいこともあるけれど、大事なことだからこそ女性陣がもう少しオープンに話していくことでまわりに理解してもらえる環境を自らつくっていくことも大切なのかも。

自分で調べれば調べるほど、正しいかどうかよくわからない情報の沼に入っていく感覚だった。かかりつけ医を作って相談するなど、正しい情報をどう認識しどう扱うか、よく考えていきたい。

人生そのものがキャリアと考えると、仕事も生活も身体のこともひっくるめて自己理解を深めていくことそのものが大事なのだと思う。キャリアアップ=役職とか年収とかに紐づけがちだけれど、アップとかダウンとかそういう枠の中で位置づけが決まるようなものじゃない、個々人のキャリアというイメージへ少しでも持っていけたらいいなぁ。

人生100年時代、長い目で見てまだまだ半分にも達していない私たちなわけですが、そう大きくどーんと構えられるほど、余裕がある毎日ではなく。笑

些細な悩みやどうしようもない外部要因、どうにかしたいけれど半ばあきらめて受け入れる能力がついちゃっていることもありますよね。

そんな事実にもまずは気づくことからでもいいのかなと、そんなことを思いながら。せっかく思いを込めて企画しているこの座談会、草の根活動のような感じで届けるべきメンバーに届くよう、少しずつでも歩みを進めていこうと思います。


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