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新任マネージャーに向けたメッセージ。

こんにちは!スターティア株式会社です。
本日は、この春マネージャーに昇進したメンバーに対しておこなった「新任マネージャー向け研修」の話を。

まず最初にちょっとだけ前提をお伝えすると、スターティアにはこんな役職があります。

リーダー
マネージャー
シニアマネージャー
部長
執行役員
取締役

組織体はこんな感じです。


グループ

マネージャーになったら、課というチームを持つことになり、課は5人で構成されます。課員(部下)4人を担当するということですね。
課が複数集まってグループとなり、シニアマネージャーがグループを統括し、複数のグループが集まって一つの部となり、部長が率いる、、、と、こんな感じの役職と組織体で形成されます。

新任マネージャーは、実質初めての課を担当し課員のマネジメントを経験することになります。どんな心構えで、どんなことに配慮して課を率いていけばいいか知ってもらいたく、人材開発部より研修をおこないます。

勘違いしてほしくないのは、マネージャーの仕事って何なのか、マネージャーになったからすごいのか?ということです。

キャプチャ

マネージャーの仕事とは、もちろんマネジメントです。営業マネージャーで言うなら、営業数字の進捗管理や予材管理、予算達成、課員の商材知識の向上・研修、クレーム応対、などなど挙げたらまだまだキリがないですが様々。
でも、

キャプチャ

管理する、だけじゃないんですよね。
大事なのは、

ミッションに則った活動のなかで
成果を残し続けること。


成果は成果でも、あくまでミッションに則った成果が出せているかどうかが大事です。上司がいなくてもミッションに基づいた判断を一人ひとりができる状態が理想ですよね。
将来的に課員のマネジメントは不要になり、課員だったメンバーが次のマネージャーになっていく。いい循環でありまさに理想形です。

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ドラッカー専門のコンサルをなさっているトップマネジメントの山下様も、弊社代表の笠井との対談でミッションが浸透していれば社長がいない場でも社員同士の会話の中でミッションがでてくるはず。1週間、どこからもミッションが聞こえてこないのは危険な状態。とお話しされています。(詳細はこちらをご覧ください。↓)


マネージャーはあくまで役割です。上層部の想いをなかなかリアルに理解できない現場メンバーにミッションという共通言語で伝える、マネージャーにはそんな存在であってほしいです。謙虚に、愚直に。


では、ミッションに基づき、具体的にどんな接し方をマネージャーとして意識していけばよいのか、研修ではこのようなことを伝えています。

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マネージャーとして、成果を出したい気持ちはみな一緒だと思いますが、上記図で言う、右側であってほしいと思います。目先の結果、営業成績などが思い通りにいっていない時には、得てして左側の短期的なやり取りになりがちです。もちろんきれいごとだけでは済まない場面もあるとは思いますが、それでもバランス。日々のコミュニケーション、1on1、月次会議など時と場に合わせて、右側に寄せられているかを常に気にかけたいものです。


そして研修の最後に伝えるのはこちら。

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マネージャーと言えども、人。頼られるシーンが多くなるものの、結局は上司・部下も人対人です。この関係を良好に育むことを意識すれば、時に上司が部下を頼ってもいいわけですし、そうやってチームの総合力が上がっていく、それこそが組織でやっている良さなんですよね。

失敗を認める、潔くゴメンと謝る、困ったときは部下に助けを求める、恥ずかしがらずに弱みを見せる、そんな当たり前の自己開示こそ、新任マネージャーには特に意識してほしいと感じます。


15日締めの当社はもうそろそろ上半期も折り返しです。
下半期が始まったら、またフォローアップ研修も控えていますので、そこでどんなケーススタディを共有できるか今から楽しみです。ということで今回は今年マネージャーになったメンバーへ行った研修をほんの少しご紹介いたしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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