見出し画像

大変だった2020/4/1を乗り切ったら、嬉しいメールが届いた話

こんにちは!スターティアの新卒採用担当です!

今回は季節柄、入社式の話を。
当社にも今年度、59名の新卒が仲間に加わってくれました。みんな、待ってたよ!入社おめでとう!新型コロナウィルスの影響で、一部オンラインでの開催となった今年の入社式。私たち採用担当は、親会社の人事担当と最終最後まで様々な準備に明け暮れ、不安な新卒のフォローにもまわり、めっちゃ目まぐるしい中でようやく無事にやり終えた、そんな今年の入社式となりました。

さて、それぞれの立場の方にとって思い出深くなるであろう2020年の入社式、その翌日に受信した、とある1通のメールを今日はご紹介します。

答辞って良いですね

入社式では、グループの代表が祝辞を述べ、それに答えるべくグループ全体70名ほどの新卒を代表して、女性が答辞を述べました。その答辞が、とても感動的だったんですね。内容をかいつまむと...

・振り返ってみると、最終選考の個人面接時に自身の両親が行っている事業と関連付けて、そういう両親の助けになるような事業をしているのがまさにスターティアなのだと理解している旨を伝えたら、代表が深く共感してくれたのが嬉しかったこと
・同じく選考の際に、代表が「20代のうちはたくさんチャレンジをして強みを見つける期間」であり、その環境を整えている会社であると力強く話してくれたことが印象深かったこと
・未だかつてない事態に全世界が戸惑っている中、大事なのは自己判断の質を高めると言うこと
・ただ、人と人とが信頼し合って繋がることが「個」の時代を生き抜く上で大事でもある、ということ
・「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」の言葉のとおり、人を想い、自分の取るべき行動をしっかりと見極める社会人になりたい

こんな感じです。ありきたりな内容ではなく、自分の言葉で想いを込めて準備してきたことが手に取るように分かり、とても感動的なメッセージでした。入社式前の緊張していた顔も、読み終えてホッとしていた表情も、どれも輝いていて素敵だったよ。

そして、社長が泣いた

この答辞が「とても良かった」と社長に入社式後に言われたので、答辞の原稿を社長にメールで共有しました。そしたら、それに対して社長より長文の返信が。以下、ほぼ原文です。

今年は新型コロナウィルス感染拡大が叫ばれる中で、一部オンライン対応にし、なんとか決行した入社式と新卒受け入れになりましたが、皆さん本当にご苦労様でした。
私は、お父さんお母さんの言葉で泣いてしまうのはいつものことなのですが、今日は短縮バージョンであったにも関わらず、例年以上に感動してしまいました。苦手なマスクが涙で濡れてしまいました(笑)

自分で説明会や面接をやっていることもあるのでしょうが、採用グループのみんなが後輩リファラルやインターンシップ、各地での説明会から面接の設定、内定者たちへのフォロー含めて熱心にやってくれている姿や、教育グループのみんなが長年の信念のもと誇れる形にしてきてくれた過程などが走馬灯のように駆け巡り、例年以上に心に突き刺さる入社式でした。
改めて、受け入れた新卒を後悔させないような環境を作っていかないといけないと思ったし、保護者の方に負けない愛情と厳しさを持って彼らに接していかないといけないと思いました。それを実現することがすなわち我々の競合優位性の源泉にも繋がるのだと。

・採用グループのみんなが、説明会やさまざまな採用イベントで学生の方たちに熱意を持って訴えていること
・面接担当メンバーが共通で訴えていることや採用基準
・入社後、教育グループが初期教育を担い、仕事に向かう基準を高め、スターティアイズムを伝達しつつ仲間意識を醸成すること
・配属先の各部でのマネジメント
全てが大切なのは言うまでもないですが、会社の目的(ビジョンやミッション経営)が一つの軸となり、ブレが確実に少なくなって、且つ少しずつ高度化してきたなぁと感じます。

やはり全ての役割・部門・立場において、共通のミッションが落ちていて、共通言語ができ、それを軸に各々の役割を高度化していくことが大切なのだと、通り一辺倒の言葉とは違う彼女の素晴らしい答辞を聞いていて改めて私自身が心から思う機会でした。

引き続き、"社会へ飛び立つ最初の大切な就職先"として当社を選んでくれた新卒のみんなに、厳しさと愛情を持って臨み、挑戦できる環境を提供し、いつか彼らが自分の強みに出会ってそれを基軸とした、社会や顧客・働く仲間に貢献できる仕事を確立していき、働く喜びや楽しさを感じられるビジネスパーソンにしていってあげたいと思う。
そして、それを実現していくことで到達する「採用と教育のイノベーション」で、我々の競争優位性を強めていきたいと強く思う!

我々は一致団結して邁進しよう!
よろしく!

普段はLINEやSlackでのやり取りが多い社長なので、社長からこの長文の返信、率直にとても嬉しいです。採用と教育に携わる関係者10名くらいがこのメールを受け取ったのですが、おそらく全員同じ気持ちだったのではないかと思います。

何をやるか、よりも誰とやるか

よくこの言葉は聞くかもしれませんが、まさに当社はこれを地で進んでいます。ミッションに基づいて、正しさを貫いていれば、時代の流れが変わって仮に事業が変化しても、きっと私たちは前に進んでいける。ITインフラという分野で、中小企業の「存続と成長に寄り添う」我々が、さらに成し遂げていきたいこと、これからも発信していきたいと思います。


この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?