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me:Riseキャリアコーチ 河邊英里子です。(コーチ紹介インタビュー

2022年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
既にお休みも後半戦となり、お仕事によってはおやすみではなく、忙しく働いている方も大勢いらっしゃると思います。

いずれにしてもこのゴールデンウィークが過ぎると、なんだかあっという間に夏休みがきて、気づけば年末。今年も忙しかったね〜なんて話して2023年を迎えることになります。

少し早いですが2022年ももうすぐ折り返し。サッカーで言うと、ハーフタイムです。ハーフタイムでは、前半戦の戦いぶりを振り返って、後半戦にどう活かすか、戦略を変えるのかそのまま生かすのかを決めて、再スタートする大切な時間です。

実は、サッカーでなくても、年の半ばでこれまでを振り返り、今後どうするかを考えることで、2022年後半の質がぐっと変わってきます

だから、このゴールデンウィーク前後で、自分と向き合う時間を作って、本当はどうしたいのかを考えることが、とても大切になります。

今年はまだなんかパッとしないな、とか忙しいだけで終わりそう、なんて言う方ほど、ぜひ自分と向き合う時間をとってみてください。


◆自分と向き合う時間をつくるときには

自分と向き合う、というとかなり仰々しいですが、要は自分一人で自分のことを考えてみよう、ということです。
自分以外の人(家族や会社の仲間)や仕事について考えてはいるものの、なんだかんだで自分自身のことを考える時間、あまりとれていないのではないでしょうか。でも自分と向き合う時間を意識的に作ることが仕事のパフォーマンスを上げるのにも大きく影響します。そこでそんな時間を作る時の意識していた代替ポイントを解説します。

①自分と向き合う時間をスケジュールに入れる

別に何時間も取らなくてもいいので、この時間帯に考えてみよう、この移動中に考えてみようなどなど、とにかく、いつやるか?をスケジュールに組み込んでみましょう。(慣れてきたらそこまでしなくても大丈夫です)

②とにかくいい状態の自分を作るための工夫をする

イライラした状態で、自分を見つめてもいいことはありません。まずはリラックスしてアイデアが浮かびそうな状況を作ることから始めましょう。

いい状態を作るポイントは2つ。

(1)環境を整える
よくいわれますが、部屋の乱れは気持ちの乱れ。ちょっと忙しくて部屋が散らかっているようなら、まずは片付けから始めてみるのも手です。
片付けだけで終わりそうってなるかもしれませんが、それでもOK 。片付けながら自分の気持ちに目を向けてみてください。

あまりにも環境を整えることにハードルが高い方は(2)へ。

(2)環境を変える
言葉通り、いつもと違う環境で自分と向き合ったら、いつもと違う結果が出やすくなります。
同じテーブルでもいつもと違う席に座ってみる、違う部屋に行ってみる。
もしくは外に出てカフェで、公園で、電車で考えてみるなどなど。
ご自身の状態が良くなる場所で、自分と向き合ってみると、いいことが起きるかもしれません。
もっと簡単に環境を変えるなら、好きな飲み物を用意する、同じお部屋でも音楽をかけてみる、アロマを焚いてみるなど自分の好きなものを周りに準備するだけでも効果があります。ちなみに私の場合は、おいしいケーキとコーヒーとお煎餅です。(食べ過ぎです。)


◆自分と向き合うポイント

環境が整ったら、自分と向き合う項目を考えます。
もちろん、つらつらと、自分どうしようかな・・・って考えてもいいのですが、いつもと同じ考えがぐるぐるして終わりそうなときに、下記のポイントで考えてみるのはいかがでしょうか。
これなら取り組めそう、というものから考えてみてください。
ポイントは、いずれにしても、頭の中で考えるだけではなく、パソコンでもノートでも、書き出して目に見える形にすることです。

頭の中だけ考えても、流れてしまったり、いつもと同じことの繰り返しになりますのでご注意を。

では、自分との向き合うポイントをご紹介します。

①人生が残り2週間だったらどう過ごす?

いきなりなテーマですが、何かの事情であと2週間後に息を引き取るとしたら、残りの2週間どう過ごしますか?自分の人生に満足して息を引き取るために何を大事にして、何を意識して過ごしますか?
なお、前提として、息を引き取る直前までいつも通りに過ごせるとします。

「死」と言う絶対的なものを目の前にした時に、自分の大切な価値観が明確になります。
例えば
・いつも通りに過ごす
・仕事をする
・遊ぶ
・大切な人に会いに行く
・行きたかったところに行く
・読みたかった本を読む
何でも構いません。
人生最後の2週間のスケジューリングをしてみてください。ある意味究極のスケジューリングです。最後の最後、後悔のないようにするためにどう過ごすのかを考えて、書き出してみてください。

最期の2週間のスケジュールができたら、そこに書き出したことのうち、今すぐできることを現在のスケジュールに組み込んでください。
人生最期の2週間まで持ち越さなくても、今できることは結構あるのではないでしょうか。

特に、感謝を伝える、を先延ばししている方、よく見かけます。自戒をこめてお伝えしますが、感謝はいつでもつたえられるものではありません。いつか伝えよう、ではなく、いつ?どこで?どんな方法で?感謝を伝えるのか。具体的に決めてみてください。その一歩こそが大きな変化につながります。

②ドリカムリスト50をつくる

こちらは叶えたいこと、実現させたいこと、やってみたいことを50個書き出す、というものです。できる、できないはわきに置いて、自分がやりたいことをひたすら書き出します。こちらはエクセルで書き出すことをお勧めします。(後で分類作業をするので)
これなら案外簡単、と思いきや、書き出し始めると10〜20ぐらいで止まります。人によっては3つぐらいで終わることも。

だからいいんです。いつもと違うチャレンジ、いつもより一段と負荷をかけて、やりたいことを徹底的に洗い出してみましょう。

仕事もプライベートもなんでも構いません。ただし、自分自身が実行・実現することを書き出してください。(人に動いてもらうことではありません)
収入、キャリア、関わる人、仕事内容から家族、プライベート、遊びや学びまで。何について書いても構いません。
私の経験では、いい調子で書けていても30を超えたあたりから苦しくなってきます。そうなったら、今度は書き出したものを具体的にしていきましょう。
例えば、「旅行」と書いていたらどこにいきたいのか。
NY、ロンドン、オーストラリア、沖縄、種子島などなど。
いきたい場所を書き出すだけでも結構埋まります。そう、だんだん数を埋めることに意識がいくかもしれませんが、それでも大丈夫。まずは50個書き出すことにチャレンジしてみてください。

50個書き出せたら、まずは50もやりたいことを書き出せた自分に拍手!!お疲れ様でした。

といってもここで終わってしまうともったいないので、次の作業に進めます。
50個書き出したら、次は下記項目別に分類します。
・非常に重要
・自分がやるべき仕事
・したほうが良いが、しなくてもOK
・プライベート

ここまで書き出しておいて言うのも何ですが、「したほうが良いが、しなくてもOK」に分類するものができると、世間一般的には大事とされているけど自分にはそれほど重要ではないことや、他人の評価上で書いたものを省けることができます。ちなみに私は「●●にオフィスを構える」と書きましたが、それができたらかっこいいな、ぐらいだったので、優先度を下げることができました。

こうして、ドリカムリスト50を作り、カテゴリー別に分類できたら、「非常に重要」と書き出したものを日常にどう落とし込むかを考えます。
今すぐ簡単に行動できることは何でしょうか?

例えば、「海外で仕事を展開する」ために、今すぐできることといえば、海外で仕事をしている人の話を聞く、ネットで探す、自分の知り合いに聞いてみる。その国のHPを見てみる、などなど。今すぐに海外に行けなくてもできることはたくさんあります。その1歩未満の0.1歩でも実行に移すだけでドリカムリストが動き始めます。
このドリカムリストは、定期的に見直すことが大切ですが、気づいたら、実現していたことが結構あると言うことが起きますよ。

いかがでしょうか。
今回は自分と向き合うポイントをお伝えしました。自分と向き合うとドロドロしたネガティブなものが出てくることもありますが、未来に向けて自分がどうしたいのかを描くことも自分と向き合うことにつながります。素敵な人生を送るために、自分自身とのコミュニケーションの時間を意識的に確保することをお勧めします。



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