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はじめまして。
ご覧いただきありがとうございます。
『キャリア選択のきっかけ作り』をテーマに活動するキャリアコンサルタントのゆっけです。

学校法人の専門学校で7年間、学校広報や就職キャリア支援のお仕事をしました。高校卒業後は、フリーター、学生、社会人とさまざまな立場を経験。

イベント企画や動画制作、チラシ作りなんかも好きで、卒業式に卒業ムービーを流させてもらったり、スポーツ大会からクリスマス会などの学校行事も企画していました。

スポーツ大会
クリスマス会

私の経歴と人生年表

✅1987年愛知県生まれ
✅高校3年までの10年間を野球エリートで過ごす
✅高校卒業後は、5年間フリーター
✅24歳で東京の専門学校、大学に進学。学生になる
✅27歳で新卒として、都内の専門学校の広報のお仕事をする
✅30歳ではじめての転職、新設校の専門学校で0から学校作りや就職支援のお仕事をする
✅33歳でキャリアコンサルタントを取得
✅2022年3月で学校を退職し、現在求職中

というような経歴です。
いい機会なので、人生グラフを作ってみました。

ゆっけの人生グラフ

キャリアコンサルタントになった理由

なぜ私が、”キャリアのきっかけ作り”に力が入るかというと、私自身が高3で進路に迷い、フリーターを経験したことが大きいです。

"やりたいことがわからない"

と向き合うための時間、進路選択があってもいい。
そんな想いから、大学卒業後は、学校法人の専門学校でキャリア選択のきっかけ作りができる広報や就職支援のお仕事をしていました。

そこらへんについて少しお話させてください。

私がキャリア選択のきっかけ作りに力が入る理由

野球エリート時代

小学2年生から硬式野球をはじめて小6で全国優勝、中2で全国ベスト4。
どちらもレギュラーで出ていた私は、高校も推薦で入り、1年生からレギュラーで活躍しました。

これが人生のファーストピーク。華々しく順調に見えますが、当時の私には3つの不安を抱えていました。

1️⃣自分から野球をとったら何が残るんだろう
2️⃣野球がうまいから周りは仲良くしてくれる
3️⃣優等生に見られるけど、本当はそんなんじゃない

野球がうまくて優等生。な自分を演じ過ぎた結果
自分が何者なのか分からなくなってしまいました。

発達心理学で言えば、思春期で1番大切なアイデンティの獲得に失敗し、プライドだけが無駄に高い私ができあがってしまったのです。

高校3年生の夏

高3の夏、進路選択を迫られた私の心には、3つの声がありました。

1️⃣大学生になりたい。というか就職したくない
2️⃣どんな学部を専攻したいか、どんな仕事をしたいかわからない
3️⃣野球の特権は使わず、自力で入学したい

そんな私は、”受験勉強をして大学に合格する”ことを目標にして勉強に打ち込みました。

今振り返ると、エネルギーだけは有り余っていたんだと思います。
目標が決まると、進撃の巨人のような進み方をする私は、なんとか名古屋市内の大学に合格することができました。

合格したのも束の間、学費の案内を見た私は、"本当に勉強したい学部なんだろうか?高いお金を払ってもらって、もしやりたいことじゃかったらどうしよう…"という想いにかられ、悩むことになります。

卒業後の進路"フリーター"

プライドが高かった私は、人に相談されることはあっても、人に相談することはありませんでした。やりたいことがわからないことを話すこと自体が恥ずかしい。と思っていたからです。

なるべく自分のことを知らない人に相談したいと思っていた私は、地元にある青少年センターという公共施設の相談窓口を利用しました。
そこで出会った先生が、私のキャリア選択に大きなきっかけをくれました。

大学に合格はしたけど、もし入学してやりたいことじゃなかったらどうしよう。でも1人でフリーターになる勇気もない。そんな話をする私に、
『本気で自分を見つけてやりたいことを探したいなら面倒みてあげる』と言ってくれたのです。

その言葉の通り、フリーター時代から先生には家族以上に面倒を見ていただきました。
迷惑もたくさんけてしまいましたが、私の今があるのは先生のおかげだと思っています。
また私が、学校で働いた理由の1つに、先生が中学の体育教員だったことが少なからず影響していたと思います。

私の人生の恩人であり、キャリコンとして人として目標にしている人です。

フリーターと聞くと社会経験がない人。誰でもなれる。ちゃんとしていない。などと社会からマイナスに見られることが多いですが、当時の私にとっては、フリーターになることが、1番ハードルが高くて勇気のいる選択でした。

フリーター時代

フリーター時代は、喫茶店や焼肉屋さん、塾の運営や工場の製造、派遣に日雇いなど、色々なアルバイトを体験しながら、自分と肌が合う仕事、合わない仕事。人との関わり方などを教わりました。

フリーター時代に、色んなタイプの色んな立場の人と多く関わる中で、自分の視野が広がり、高かったプライドを壊していくことができました。
それができたのは、自分のために本気でサポートしてくれた大人がいたから。私はキャリアコンサルタントとして、そんな大人になりたい。

これが私のキャリアコンサルタントとして活動する原点です。

キャリアコンサルタントとしてのこれから

ナラティブとキャリア
キャリアコンサルタントの養成講座に通っていたころ、メイン講師の宮城まり子先生が、今はナラティブが流行っているのよね!とおっしゃってたことがあります。
その当時は、ナラティブって何だろう?くらいで聞いていたのですが、その後、学生時代からお世話になっている講師の先生が、ナラティブを教えられているというご縁があり、今はがっつりナラティブに触れています。

最近はよく、個の時代や風の時代と聞きますが、そんな時代にナラティブはとてもマッチしています。

キャリアでは、マーク・L・サビカスのキャリア構築理論のナラティブが有名です。
ナラティブを究めて、キャリア選択のきっかけ作りに活かすことが今の目標です。

キャリア構築理論
提唱者:マーク・L・サビカス
■キャリア構築理論の3つの重要概念
①職業的パーソナリティ
②キャリア適合性(アダプタビリティ)
③ライフテーマ
■キャリア構築理論に基づくカウンセリング
①小さなストーリーを通してキャリアを構成
②小さなストーリーを大きなストーリーへ脱構築
③ストーリーの中に次のエピソードを構築
■ナラティブアイデンティティ
自己について語るストーリー=ナラティブアイデンティティ

みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
書くことに不慣れで、幼稚な自己紹介になってしまいましたが、これからキャリアコンサルタントとして、1人1人を大切に活動していきたいと考えています。

よくキャリアコンサルタントというとキャリアのプロなんでしょ?と言われることがありますが、私はそういう考えはあまり好きではありません。

キャリアに上も下もないし、人にアドバイスできるような立派なキャリアを歩んでいないからです。

でも私がキャリアに迷った時に助けてくれた大人がいたように、私も力になれる大人になりたい。ただそれだけです。

その人が納得して、幸せと感じるキャリア選択のきっかけ作りができるように、かかわる方と一緒に成長できたらいいなぁ。と思っています。
そんな感じでこれからよろしくお願いします。

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