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【WSの現場から】看護学校の先生方と外部環境分析のWSを開催しました!

こんにちは。Beyond wordsの越です。
このnoteは、キャリアコンサルタント更新講習のことがほとんどでしたが、そのほかに開催したWSのこともつらつらと書いて見ようかと思います。

昨日は、ある医療法人が運営する看護学校の先生方への研修でした。
私は前職が急性期病院で、13年間人事と経営企画をしてきた経験から、研修先は、医療・福祉分野のご依頼が多いのです。
今回も、この数年、グループの管理職研修等でお伺いしていたご縁から、看護学校の先生方への研修をご依頼頂きました。

今回のテーマは、「外部環境分析から、今から対応すべき重要課題を見つける」というもの。

学校の課題は、学生確保等様々ありますが、そのほとんどが、経営を取り巻く外部環境の変化が影響しています。

例えば、マクロ環境としての少子化→看護師を目指す人の減少→受験人数の減少は、大抵の方が思いつくことではないでしょうか。

今回の研修では、自分達ではどうしようもできないマクロ環境の変化を調査し、それが医療のどのような影響をもたらすか、今から必要な医療人材はどのような人材か、看護学校はどんな教育をしていけば良いのか、ということを順に検討していきました。これをワークショップで進めていきます。

ご参加の皆さんからは、こんなご感想を頂きました。
・外部環境分析と聞いて、難しいと思っていたけれど、皆で話す中で発見もあり、楽しかった。
・これからの看護学校のあり方を再定義していく必要があると感じた。
・技術が進化すると、もしかして、看護師って10年後はいらなくなるかも?と新しい考えが思いついた。そんな中での看護師の役割ってなんだのだろう。

変化する時代だからこそ、自分達の役割を見つめ直し、次のアクションを見出していく必要があるのだと思います。

そして、最後に研修のご担当と話していて感じたことは、
医療現場と看護学校が密に連携して、これからの医療人材を育成できないかなということ。
現場では、入職した新人さんの教育に必死で、実習生は学校の先生にお任せなところがあります。そうでなく、新人スタッフと同じように実習生も現場で手厚く教育ができないだろうか。
それができれば、医療法人が看護学校を持つ強みにつながるのではないかと思った次第です。

研修で使ったスライドをご紹介!

リサーチした外部環境を「不確実性」と「影響度」の視点で分析します。


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