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ブリーフセラピーの継続学習

ブリーフセラピーについて、継続学習のお問い合わせを多く頂いております。
6月は日本ブリーフセラピー協会の学習プログラムが各地で開始される時期です。
今回は、中村先生にブリーフセラピーの継続学習について紹介頂きます。

ブリーフセラピーの学習と研鑽にむけて                         

                         中村 武美 記
弊社で開催している「キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門」(MRIアプローチ編・SFA編)を受講された方や、もしくはブリーフセラピーに関心があって学習をしたい場合に、どのような入口があるのかを書いてみます。

わたしが学習した日本ブリーフセラピー協会は、全国に下部組織として地方の支部があります。関西だと京都支部・大阪支部・神戸支部、という具合です。
コロナ禍までは、もちろんリアル開催していたのですが現在はオンラインに移行していたり、リアルとのハイブリッドをしていたりと支部によって特徴が違います。

開催されるプログラムは1~3までの3つのフェーズから構成されており、各支部共通なので具体的なやり方や日時に合わせて支部単位で問い合わせをされるのをお勧めします。
このプログラムを全課程修了すると、ブリーフセラピスト(ベーシック)という資格の受験資格が貰えます。集中講義もありますが日程などは本部に問い合わせが必要です。
実はこの資格はベーシックの上にシニアという資格があるのですが、シニア資格を受験するには「ベーシック資格を所有していること」「Interactional Mind(協会の年報)に論文を2本以上掲載しており、かつファーストオーサーであること」が必須となっていてハードルの高いことが伺われます。

プログラム修了後の学習としては、こちらは本当に支部単位で違いがありますが一例をあげると「事例検討会」「ライブスーパービジョン」「ロールプレイ」「文献輪読」等々、さまざまな向上学習をしています。
また、ブリーフセラピーの面接のスキルを競う「ブリーフセラピスト選手権(通称B1グランプリ)」というセラピストの甲子園大会も年に1回開催しています。

実際の参加者は、以前は臨床心理士さんが多かったですが、教員・スクールカウンセラー児童相談所職員・医療関係者などの方が参加しておられ、もちろんキャリアコンサルタントの方もおられます。大学教員が主ではなく社会人一般に開かれた組織になっています。

毎年この時期(年度初め)にプログラムを開始する支部が多く、途中参加はプログラムの関係上難しいために、関心のある方は一度問い合わせをしてみてください。共に学習できればとても嬉しいです。

日本ブリーフセラピー協会ホームページ
https://brieftherapy-japan.com/

6月のキャリアコンサルタント更新講習スケジュール

6月も平日夜にキャリアコンサルタント更新講習 ブリーフセラピー入門を開催致します。スケジュールはこちらでご確認ください!




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