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海外で働くメリット

<まとめ>

  • 多様性に触れることでの学び

  • 実力が問われるが仕事をコントロールできる

  • 日本を客観的に見れる

近年海外で学ぶ、海外で働くことに日本でも注目が集まっています。

日本で働くことのメリットもたくさんありますが、就学でも就職でも海外を視野に入れることが重要だと考えています。

私も大学受験や新卒採用、転職時に全く海外を視野に入れていなかったのですが、少しもったいないなと今では思っています。

まず、海外で学ぶ、働くことのメリットしては、多様な価値観や文化に触れることができます。

日本にいると、集団での力は発揮できますが、一方で同調圧力があり中々自分を出せないケースもあるのではないでしょうか?また、均質な価値観の中に生きているとどうしても自分の思考もその枠の中にはめ込んでしまいます。同一の社会で暮らしている以上、このアルゴリズムから逃れるのは容易ではありません。

私は運よく駐在という立場で海外で働くことができていますが、その恩恵は金銭以上のものだと感じています。

私はシンガポールを含むアジアの成熟国2か国に駐在しましたが、まず衝撃を受けたのが、街行く人も含め皆が堪能に英語を話すことです。仮にそれほどしゃべれなくても、「自分は英語が下手だ」などという態度はとらず、堂々とコミュニケーションをとって自分の意見を言ってくれます(もちろん全員ではありません)。

なので、日本のように阿吽の呼吸で意味を汲み取って欲しいというようなケースは稀です。

また、さまざまな人種と関わり合いがあるので、みな価値観や生活様式が異なるので、仕事観から食事まで体験したことのない学びや出会いがあります。同時に、それぞれが多様な価値観を尊重しあっているので自由な空気感があり、他人の目を気にしている人はほぼいません。これはとても気が楽です。

仕事の面でも自由度が高いと感じています。

私は日系企業に勤めていますが、日本の本社とはだいぶ違う雰囲気です。多くの社員が大概定時に帰宅していますし、仕事が終わっていれば誰も文句を言いません。

私も何とか仕事をコントロールしながら、夜間の大学院に通ったりしています。大学院の友人とともに起業にも携わりました。

ワークライフバランスという観点では、仕事をコントロールできる限りにおいては、はるかに海外の方が実現しやすいです。

ただ、仕事をコントロールできないのに、そこに長く居座ることも難しい環境です。日本と異なり、雇用の流動性が高いので、会社が不要と判断すれば日本よりもクビになる可能性は高いです(アジアはアメリカほどではないですが)。

最後に、海外で一定暮らすと日本を相対的に見ることができます。

異なる環境に身を置くことで、日本の良さをたくさん発見することができます。もちろん逆もまた然りです。

私たちは日本人というアイデンティティを持つ以上、どんなに距離が離れてもその価値観からは逃れることができません。

そんな中、自分の生まれた国を外から客観的に見ることで、日本をどういう国や社会にしていくべきか、色々と考えが浮かんできます。

ぜひみなさんも、就学、就職の際に海外を視野に入れてみたり、社内で海外駐在を希望して、さまざまな刺激に触れてみてください!

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