参観日で見逃しがちなポイント!我が子の成長をしっかりキャッチする方法
こんにちは、キャリーです!今日は参観日についての必見情報をお届けします。参観日って普段は見られないお子さんの学校での姿を観察できる貴重な機会ですよね。けれども、ただ行くだけではなく、「どうやって見るか」によって、得られる情報が大きく変わります。私の教師としての20年の経験から、参観日を有意義に過ごすためのポイントを4つ紹介します。
1. 早めに行くべし
まず大事なことは、授業開始より早く到着すること。例えば、授業が1時40分から始まるなら、少なくとも1時20分ごろには到着するようにしましょう。なぜなら、授業が始まる前の休み時間などで、お子さんがどんな風に過ごしているかを見ることができるからです。友達と遊んでいる様子や、教室での立ち振る舞いなど、普段は見れない姿を観察できるこの時間は貴重です。
そして、早く行くもう一つの理由は、「場所取り」です。
2. ベストポジションは「前の入り口」付近
参観日で最も重要なのは、どこでお子さんを観察するかです。おすすめのポジションは、教室の前の入り口付近です。後ろから見るのではなく、前からお子さんの表情や反応を観察できる位置を狙いましょう。
後ろのロッカー付近からでは、お子さんの背中や姿勢は見えても、どんな表情で授業に取り組んでいるのかまでは分かりません。しかし、前方からなら、先生の問いかけに対してお子さんがどのように反応しているか、どんな顔で授業に集中しているのかがしっかり見えます。
たとえば、道徳の授業で先生が「象さんの気持ちを考えてみましょう」と問いかけた時、我が子がしっかり考えているのか、友達と話し合っているのか、その表情や動きがよく見えるのは前の入り口付近だけです。
3. 授業の流れに注目
授業中は、先生が出す問いかけや指示にお子さんがどう反応するかをしっかり観察しましょう。
・先生の話をしっかり聞いているか?
・考え込んでいる表情をしているか?
・発表の機会を掴もうとしているか?
・鉛筆をカリカリ噛んでいるだけで集中していないのか?
これらを観察することで、普段の家庭では分からない学校での学びの姿勢や、集中力が発揮されている瞬間を捉えることができます。
特に大事なのは、お子さんが授業中にどういう表情で取り組んでいるのかという点です。後ろからでは見えにくい細かな反応や表情を見逃さないためにも、前方からしっかり見てあげましょう。
4. 家に帰ってからのフォロー
参観日が終わった後、家に帰ってからお子さんとの会話を大切にしてください。その日の授業について振り返りながら、たくさん褒めることが大切です。
たとえば、こんな会話が良い例です。 「今日は先生が亀さんの気持ちを書いてと言った時、あんた15秒くらい考えてから書き始めたよな。その時、何を考えてたの?」
「すごく落ち着いて書いてたから、よく集中してたね!」
このように、具体的にどんな場面でお子さんが頑張っていたのかを振り返りながら褒めると、お子さんはとても喜びますし、モチベーションも上がります。過去の参観日と比較して成長した点を見つけてあげるのも良い方法です。
大事なのは、お子さんの前で担任の先生の批判をしないこと。先生の授業スタイルに多少気になることがあっても、それをお子さんの前で口に出すのはNGです。参観日は、授業を通してお子さんの成長を感じる場。先生のことよりも、お子さんの頑張りに焦点を当ててあげてください。
まとめ:参観日の見方のコツ
参観日を有意義に過ごすためのポイントをまとめると、次の4つです。
早めに到着して、お子さんの休み時間の様子も観察する。
教室の前の入り口付近にポジションを取って、お子さんの表情をしっかり見る。
先生の問いかけや指示に対するお子さんの反応や集中力を観察する。
家に帰ってから、具体的に褒める。その日の様子を振り返り、たくさん褒めてあげましょう。
この方法を実践することで、参観日はお子さんの成長を感じるとても素晴らしい機会になります。場所取りと観察ポイントを押さえて、参観日を最大限に楽しんでください!
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