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週末の公園でのパパ友との話

週末の午前中は、子どもを公園に連れていくのですが、そこにいつも保育園のお友達とパパ達が自然に集まってきます。最近は子ども達同志で遊べるようになってきたので、やや遠目でその様子を見ながら、パパ友と談笑する機会が多くなりました。私と同世代のパパ友の多くは、企業のミドルマネジメント層であることが多く、談笑の中で今の職場での悩みや愚痴、転職を考えているなどという話をしばしば聴くようになりました。

そして、談笑の内容の中で、組織での関係性に関する職場の悩みが大きい時、子どもへの接し方が微妙に変わっているということに、最近、気づくようになりました。平日の感情を休日も引きづり、それを制御できず、自ずと漏れ出してしまっているのでしょう。認知の問題やアンコンシャスバイアスなどありますが、そうは言っても、感情をコントロールすることはなかなか難しいです。

家庭で親が不機嫌だと、それが自ずともう片方の親や子どもへの関わりにも影響し、負のスパイラルを生んでしまうかもしれません。そうならないためにも、親自身の幸せ感受力を身に着ける必要があると思います。親が幸せオーラを出していると、子どもの成長も良い方向に向かうのではないでしょうか。そして、そのような子どもの様子を目の当たりにすると、親の幸せ度も上がるのではないでしょうか。

私と同世代の親の多くは、組織のキーマンとなるミドルマネジメント層になっています。仕事先でのエンゲージメントや充実度が高いほど、組織の関係の質が向上し、組織運営自体も良いサイクルを生み出します。また、個人としての充実度が高まると、それが同僚や家庭にも影響し、自ずと幸せのサイクルが身の回りで循環するでしょう。

自分の幸せが家族や仲間の幸せにつながり、家族や仲間の幸せが自分の幸せにつながる。そのようなサイクルが多く発生する社会になれば、より幸福度は上がるのではないでしょうか。

そのためにも、まずは自分が幸せであることを考えるべきです。今、自分が幸せを感じるためにはどうすればよいか。現状を打破する関係性を作る、現職から離れる、ステップアップを考える、独立するなど。キャリアプランを設計するということは、自分が幸せな状態でいるためにはどうあればよいのかを探すということであると、社会情勢の変化が激しくなった現在、特に実感します。それを考えるためにも、対人支援者などの第三者の支援を借りることは有効だと思います。

組織でも家庭でも、ミドルマネジメント層が元気であると、幸せの好循環を生むサイクルが生まれ、それが広がるのだろうと感じています。

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