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メンターになろう!

メンター研修を1年ぶりにやりました。昨年のスライドを見直して、ほぼ全部一新して臨みました。その制作過程で考えたことがあります。

メンターって、「役割り」のように考えていましたが、スキルとか態度とかを整理するうちに、これは人と向き合う上で取りうる「態度」のことだなと考えるようになりました。態度とは、ポジションであり、どんなスタンスかということです。人と向き合う時の態度とは、すなわち、社会との向き合い方とも言えるので、これは、もう「生き方」と言ってもいいと、僕は考えています。

これまでにも、同じように考えたことがありました。
カウンセラーです。

産業カウンセラー養成講座で学んだとき、これはカウンセリングのテクニックがどうのこうのではなく、カウンセラーとして生きることだな、と思いました。相談室でクライエントと向き合っているときだけカウンセラーになるのではなく、日々をカウンセラー的な関わり方で生きることになるのだな、そう感じました。

メンターも同じです。メンティと向き合う時間だけメンターになるなんて、そんな器用なことはできないと思っています。メンターとしてのメンティとの関わり方は、日々周囲や社会との関わりかたと同じになるはずです。
そう考えると、改めてカウンセラーとメンターは同じものだと見えてきました。
カウンセラーに求められる態度やスキルは、そのままメンティにも当てはまります。

なので、今日のセミナーでは、テーマはメンターとして身につけたいスキルを教えることでしたが、あえて、参加者30名の方たちに「メンターになろう!」というメッセージを送りました。

伝わったかな…

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