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『問診力』磨いてますか?

NHKのTV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、ハッと大切なことに気づかされます。

そこに出てくる言葉は、奇抜な言葉ではなく、使い古された、ありふれた言葉も多い
例えば、こんな感じ。

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ただ、プロフェッショナルな人たちが、さまざまな経験を重ね、研ぎ澄まされた結果、出てくるから言葉だからこそ、パワフルさがあります。

ちょっと前に放送された、腰痛治療のスーパードクターの言葉は、自分には特に響きました。その言葉は

「問診力」


ドクターはいくら医療技術が上がっても、問診を大切にし、患者とのコミュニケーションから原因を探っていくといいます。

・どんな時に痛むのか?
・どのあたりが、どう痛むのか?

などなど。患者から丁寧に聞いていきます。
その上で、触診(触って病気の具合を診断する)したり、レントゲンの画像をみて、さらに問診。問診を基本にして、痛みを引き起こしている原因を追求していきます。

そんなテレビを見ていたら、企業の診断も、人のカウンセリングも、同じだなあと改めて思いました。
そう、大切なのは問診力(≒聴く力)

誰かを支援ような仕事には、共通するスキルですね。
支援するには、相手との信頼関係を築き、相手を理解するところから始まる。

財務分析をきっちりしても、それは、相手の話を聴くための材料であり、聴いた後の裏付けとして確認するものなんだと思います。

「この人、この企業の本当の課題は何だろうか?」

問診力がなければ、本当の課題は見つけられないし、どんなに優れた提案でも、そもそも相手の課題に合っていなければ解決できない。

支援者にとって、あらためて『問診力』の大切さを痛感します。

さて、自分の『問診力』は成長しているんだろうか?

感じて、考えて、表現します。「そんな考え方もあるね」と思ってもらえたら幸いです。