8.統計学の深淵さ (副題:優柔不断の是非について)
あなたはジャングル探検隊!
1人でジャングルの奥地を練り歩いています。
謹少慎微にしていましたが、毒ヘビに噛まれました。憎きことに、こいつは噛まれたら3時間で死ぬという毒ヘビ。
それでも挫けなかったあなたは、近くの村にいた先住民から毒消しに作用する飲み薬を"5種類"もらいます。
しかし、あなたにとって有効な薬は"1種類"のみ。
他の"4種類"は免疫力の弱いあなたを
死に追いやる可能性があるようです。
あなたならどうしますか?
①自分を信じて薬を飲まない?
②直感で1つ選んで飲む?
③すべて飲む?
さてさて、ここで補足情報がありました。
村人からのヒアリングで、飲むと危険な
3種類の薬がわかりました。
(過去3人の冒険家が、同様の状況で薬を摂取した際に亡くなったそうです。)
2種類の薬のうち〈1つは助かる,他方は死ぬ〉
という状態。
あと30分の猶予しかありません。
生存確率を求めなさい。
統計的考え方は、人間の行動予測、異なる人格間のマッチングの最適化、多種多様な要因が複雑に絡み合っている事象の将来予測など、"不確実で絶えず変化するために数式で表現が困難なもの"を、確率論という形態でモデル化したものです。
統計を学ぶと
上記の問いの答えは80%と求められます。
まだまだ始めたばかりですが、ご期待頂けますと幸いです。