記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

#123話の雑感その2 前菜

チェンソーマン123話の感想その2です。
ネタバレしています。注意。

情緒不安定な123話感想その1はこちら↓


作者の発想が天才というよりもう異次元なんですよ。怖い。


#123話  前菜 感想

123話はずっと「はぁ?」って混乱しながら読んでいた。展開がゴロンゴロンひっくり返るし、本当に天地ひっくり返ってるし、情報量がすごすぎるし、精神的にもぶッ刺されるし、読んでるこっちがいつの間にかズタボロになってるという、ほんと、なんなんだ。その上作者のすごさにも打ちのめされるし本当に悪魔な回。前回の感想がぼくの感想の全部だったけど、冷静(?)になって読んだ感想も置いときます。


この間までデンジとのイチャとか吉田の本音告白ですごく平和だったのに、ギャップがひどい。
悪魔が首ちぎって自分の首にするのグロくてまじでヤバい悪魔なのが伝わってきてやばいし一周回ってめちゃくちゃ格好良い。「おやおやおや」とか良すぎる。強い悪魔だからこそ余裕の余白を感じてまじで強いんだろうなって感じて恐怖。悪魔なのに礼儀正しい口調なのも良かった。
やっぱり強い悪魔は容姿が良い女の子を選んでるんだなって思った。今まで悪魔自体に性別はないと思っていたんだけど今回の落下の悪魔は完全に女性の体をしているし、飢餓ちゃんも「彼女」と呼んでいたので悪魔にも性別があるんだな。
落下の悪魔っていう発想がすごすぎる。「地獄の皆様からリクエスト…」とかいろいろ説明してくれるんだけどいろいろ予想外すぎて最初読んだとき全然頭に入ってこなかった。

(アサ、寮母じゃなくて寮長って呼んでたんだな)
もう寮長がマジで最悪。これについては前回の感想で言いましたがまあそれでも言い足りないぐらい寮長がマジで最悪。寮長の猫の幸せがなんだかんだ言っていたのが全部猫を殺したいがための嘘だったのが糞すぎる。アサがこんなひどい目にあわされて傷つけられても優しい子に育っていることにものすごい感動してしまうんだけど。
アサの隣の女の子がクラムボンが死んだかもしれないことを教えてくれるんですが、悩んだ末に言うことを決めたのかなぁ。アサはそれを知らない方がよかったのかどうか。
寮長も否定してくれればいいのに思いっきりアサに敵意むき出しで「間違ってる」って言うし、私が正しいってことをどうしてもわからせたいのか。たぶん女の子が教えてくれなくても寮長自分からクラムボン川に沈めたよって言ったかもしれない。だめだ寮長に対する憎悪が永遠に出てくるからやめよう。


そもそも落下の悪魔は現世にいるのに誰に話しかけてるんですか???目を瞑ってるから意識だけ地獄にあるのだろうか。

なんにしても悪魔より人間の方が残酷な気がしてきた。悪魔は「こいつが嫌いだから痛め付けてやる」みたいな個人的な感情はないし一瞬で殺すけど、
人間は悪意を持って特定の人物を痛めつけるために攻撃しているし、その人自身を攻撃するんじゃなくて大切にしている人を殺してアサは生かしたまま一生ダメージ与え続けるっていうやり方が悪魔より悪魔。

アサは落下の悪魔によって過去の記憶を思い出したあと、ヨルが表にいたはずだったのにいつの間にかアサに交代している。落下による恐怖の前に寮長への恐怖によってヨルが表に出られなくなったっていうのは重要なポイントだなって思った。トラウマっていうのは根っこが“恐怖”で出来ているんだなって改めて思う。






落下の悪魔の倒し方が少しも思い浮かばない。

チェンソーマン早く助けに来て欲しい。早く見たい。


次回がすごく楽しみですね。



この記事が参加している募集

マンガ感想文

note更新の活力にします‼️