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オフライン会議用とオンライン会議用のパワポ資料の違い

こんにちは。
デジタルマーケのコンサルをやっています。工藤悠也です。

テレワークが普及する前は、パワポ資料は印刷して提示してオフラインで対面形式で説明する用に作るバージョンと、プロジェクターに映して大人数にプレゼンする用に作るバージョンの大きく2種類があったと思います。

が、テレワークが普及した今、ほとんどの会議がオンラインになっていることがきっかけで、ここに新たに3種類目として、画面越しに映してプレゼンするパターンが追加されている気がしています。

スライド投影タイプは文字が大きく、概要のみがシートに描画されていて、細かい部分は口頭で補足。若干、紙芝居的にページネーションを作っていくスタイル。

印刷して直接口頭説明をするタイプのものは、概要の把握ができるものの、細かい情報も1枚のシートにわかりやすくプロットしてあり、口頭補足がなくとも認識齟齬が起きないように作ります。プレゼン用と同じ情報量を表現するのに、少ないスライド枚数で実現できます。

で、テレワーク用のパワポは、プレゼン用と印刷説明用のちょうど中間に位置する感覚です。

オンライン会議だと、比較的一方通行的で、かつ、認識齟齬を簡単に解消しにくいようなコミュニケーションになるので、スライド1枚あたりの論点は少なく明確にしつつ、紙芝居的なページネーションが必要ですが、その資料自体も手渡すので、口頭補足が無い人でも初見で内容が理解できるように必要最低限の情報は(わかりやすく)プロットする必要があります。

スライド投影タイプの場合だったら口頭補足でOKだった情報をシートに正確にプロットしなければならない割に、相手の理解度を表情や息遣いなどでリアルにキャッチしにくいオンライン会議なので、これまで以上に”正しく、わかりやすく”を大切にした資料にする必要がある印象です。

場合によっては画面共有で見せるスライド構成と、実際に電子データで提供するスライド構成は区別しても良いかもしれませんね。

引き続き鍛錬していきます。

ではでは。

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