「難題は分割せよ」とは言いますけれども、どのレベル感まで分割するのが効率的なんでしょうか。

難しい問題や課題に直面したときは、
簡単な問題や課題に分割して行くことで、
解決までの道筋が見えやすくなる。

というセオリーは有名だと思います。

先延ばし回避のテクニックとしても、
小さなToDoに分割してあげることで、行動しやすくしよう。
というものがあります。

素人がいきなり、富士山に登るぞ!という目標を立てた場合、
その高い大きな目標を立てた事自体は良いのですが、
そのまま放置してしまうと、
「で?何をやればよいの?」と一歩目が踏み出せません。

なので、
「まずは来月、小さな山に登ってみる」
とか、
「本屋さんに行って登山の本を5冊買ってくる」
とか、
「知り合いの登山が趣味の人に相談してみる」
というすぐ今すぐ手が伸びそうなタスクに分解してあげることで、行動がしやすくなります。

脳の仕組み的にも、好ましい結果になることが予測される行動に対しては、ドーパミンが放出されて行動のモチベーションが促進されますが、経験したことがない新しい行動などで好ましい結果を予期できない場合、ドーパミンによる後押しがないので、行動に移りにくいそうです。

未経験のタスクや大変なタスクは先延ばししがちで、やったことのあるタスクやすぐに終わるタスクはすぐに片付けがち。
というのはこれが原因のよう。

難題は分割せよ。

と言われます。

どのレベル感まで分割すべきなのか?

と考えると、

脳が、結果を予期できるレベル/経験した事あるなと思えるレベルまで分割してあげる。

というのが良さそうだなと思います。

▼参考文献


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?